Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

ご存知ですか?「クネット」です

2008-09-27 | いろいろ

仕事先に向かう私鉄各駅のリニューアル工事が
少しずつ完成に近づいてきています

まだまだ仮設の印象ではあるのですが
目指している方向が、何となくイメージできる
そんな感じになってきました

トップの画像は...?
クイズのようですが、種明かしはこちらです


階段の手すりです
「クネット」と呼ばれる波型の手すり
 最近、日本全国で使われて
 いるそうです
登るときは
 「取っ手のように身体を引きつけ」
下りのときは
 「杖のように身体を支える」
家庭用の製品もたくさん
 開発されています


この赤いクネットは、急行への乗換えを待つ間に撮影

降車駅では別の色のクネットが使われています

ご高齢の方たちのためだけではなく
誰でも、怪我をするときもあれば
体調が良くないときもあります
病院へ通うための外出
妊娠中や、乳児や幼児を連れての外出
老親との外出...
そして、私たちもいつかは老いの日を迎えるのです

地球温暖化のことを考えても
公共の交通機関を利用できる環境にいるのなら
なるべく利用した方がいいですし
安全で快適な暮らしは、誰にでも
できるだけ平等に...そう思います

この「クネット」を開発するために
(株)クネット・ジャパンさんでは
日本全国の様々な階段の幅を計って
どんな階段にも快適に適応できる数値
「28.28cm」を算出したのだそうです
個別対応するより、サイズを統一した方が
コストが、ぐっと抑えられるのだそうです
素晴らしいですよね 

話が少しそれますが...
駅やデパートのエスカレーター
いつの間にか、左寄りに並んで
急ぐ人達は、右側を登ったり降りたり...
そんな光景が当然のように「マナー」のように
行われていますよね
関西方面では、左右が逆とも聞きますが
1列に並んで、急ぐ人達のために
片側を空ける、と言うのは共通ですね

私の妹は、以前もお話ししたことがありますが
病気の後遺症で左半身が不自由です
手すりで身体を支えるには
右手を使わないといけないのです

よほど人が少なくて恵まれた状況ではない限り
妹のような人達は東京では公共の場所で
エスカレーターを使うことができません

右側にいるというだけで
「迷惑だ、非常識だ、マナー違反だ」という
視線と態度を感じるからです
ぶつかって通り過ぎて行く人もいます

最近は、妹は義弟の車かタクシーでしか
移動しません、できません

左手が不自由ではなくても
お子様連れのときや
ご高齢の方と一緒のときは
横並びになりたいときもあるでしょう

エレベーターがあるでしょ、と思われるでしょうが
エレベーターもエスカレーターも使える環境の方が
身体が不自由であれば、助かるのは当然ですよね

健康で元気で...「お急ぎ 」なら
階段を上り下りするのもいいのではないでしょうか...
もしくは、慌てなくてもいいように
少しの時間のゆとりをもってお出かけになるとか...

大江戸線などのように、長い長いエスカレーターは
階段使用というのは不可能なので、別ですが
長い長いエスカレーターは、危険防止のために
歩いて上り下りすることは「おやめください」と
言われていますね
それでも、片側が空いているのは不思議です

クネットは、駅に限らず公共の場所で
いろいろ使われています
六本木ヒルズにも設置されています
神社や公園にもあります

クネットを使ったことがあるかどうか
妹と話したことは、まだないのですが
次に会えるときには、話題にしてみようかな
そんな風に思っています 

今日は、Googleの10周年だそうです




 (株)クネット・ジャパンさんのサイトです

 エスカレーターのお話:ご参考までに...



 朝のひんやりした空気に「秋到来」を感じました
       羽毛布団に風を通して、温かいベッドの準備を始めました




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