オガちゃん

オガちゃんのボヤキです。

続 オガちゃん先生の始まり

2024-06-04 17:46:00 | 日記
オガちゃん先生のお話が始まったままになっていることに気づき、
続きを書いてみました。
女子バレー部の生徒のみなさんは可愛かったです。
なんといっても初めての生徒だからね。
学級の生徒も可愛いのだけど、
放課後一緒、休日も一緒、夏休みも、冬休みも一緒なのです。
当時、オガちゃんの生活の80%くらいは一緒にいたはず…

ある日彼女らに町のお祭りに誘われました。
「先生、一緒にお祭りに行きましょう」
ただし条件がある。私のことを先生と呼ばないこと!お姉さんと言いなさい。
案の定、あっちからもこっちからも「先生こっちこっち」

また別の日には川べりでキャンプ。
水泳の得意なオガちゃんは川でスイスイ泳ぎます。
後ろを振り返ってドッキリ
1年生の皆さんが平泳でついて来ました。こちらもスイスイ。
ふた掻き、み掻きしては振り返って人数を数える。
よし、全員いる。

またちょっと行っては人数を数える。
ヒ、ヒトリ足りない!
疲れて岸に上がっていた…

練習中に足を挫けば、おぶって病院に駆け込み、
事情があって転出する子は涙で見送り。
そうして3年ほど女子バレー部の皆さんと一緒に過ごした後、バレーボール専門の先生が来られ、
オガちゃんはその先生にバトンタッチ

次は水泳同好会を結成したのでありました。

つづく


大御神社に行って来ました

2024-06-04 17:18:00 | 日記
 先日,日向市の大御神社に行って来ました。
洞窟の中に入って外側を見ると,洞窟の入り口が
昇龍の姿に見える場所で写真を撮りました。
本殿やさざれ岩、霊験あらたかな佇まいに心が洗われました。

 見出しの写真は本殿です。この写真では、神殿の上の雲がはっきりしていませんが、
妹の写真では龍雲がしっかり写っていました。


 

洞窟の祠から外を見ると、このように龍が登っている姿が見られます。
青い色の光がカメラに映り込んでいます。
前回訪れた時にも映っていました。

このような場所に来ると、清らかな気が満ちているので、
清々しい気持ちになります。

3月現職を離れた私は、職場の玄関を出たときに
自分の背負っていたものが消えてなくなったように感じました。
現職中はよく母や妹から
「あなたは、たくさんの人が入った籠をいつも背負っているよね。さっさと下ろせば楽になるのに…」
と言われていました。(何かが見える人たち??)
そこを下ろせないのが私の性分よ、と諦めていましたが…
ほんとにすうっと軽くなったんです。

そして
ここに来たことで新たな気を纏ってスタートを切ることができたようです。




近況です

2024-06-01 16:11:00 | 日記
 3月をもって39年間勤めた教職を退き,
スクールカウンセラーとして再出発しました。
再任用教師として1年間関わってきた生徒の皆さんや,
自分を頼りにしてくれていた同僚の先生方とは離れ難くすごく悩んだのですが,

「気力と体力の限界!」

そもそも私は,先頭を走って集団を引っ張るタイプではなく,集団からこぼれそうになっている人を
後ろから追い立てる(?)タイプだったので,ここ数年間は自分のキャラにそぐわないことをしていました。

これからは引っ張る必要も追い立てる必要もなく,伴走者として生徒の皆さんや先生方の支援にまわります。

ということで,早速ある学校に行ったら,スクールアシスタントに入っていた先生が中学生時代の先生だったり、
先生の中に,以前自分が学級担任として関わっていた生徒がいたり,
他にも昔の縁がどこそこで繋がっていることを感じました。

人と人との繋がりは,生きている限りずっと続くものなのですね。
写真は教職から離れることを決心した時期に我が家のベランダで咲いた月下美人です。

2024年が始まりました。

2024-01-05 15:56:00 | 日記
初日の出を拝んで,2024年が始まりました。
テレビでは能登半島の地震の報道が続いています。
なんと言っていいかわかりません。
1人でも多くの人に助かってほしいと思いますし,平和な日常が1日もはやく戻ってほしいと
願わずにはいられません。

おがちやん先生の始まり

2023-11-30 19:15:00 | 日記
前回のブログでオガちゃんの教員生活について振り返ってみようということだったので,
とりあえずやってみた。

30数年前,3月の下旬にオガちゃんは初めて先生として宮崎の北部の中学校に赴任の挨拶に行きました。
大学時代は決して着なかったスカートにブラウス,ジャケットを羽織って校門に近づいていくと,何やら体操服で膝にプロテクター?をはめた女子集団から声をかけられました。

「先生が私たちの監督になってくださるんですね」「よろしくお願いしま〜す」一列に並んでニコニコとしている彼女たち…

えっ?誰のこと?キョロキョロまわりを見回しても他には誰もいない。

そういえば大学の入学式の時もキャンパスに入った途端に,同じような格好をした体格の良いお姉さん方に両腕を掴まれ,そのまま抱えられてバレー部の部室まで連れて行かれたっけ。その時は「私の入りたいサークルはもう決まっています。」と言って必死で逃げたが、今回もそうなのか?

「こんにちは。4月からお世話になります。」ととりあえず挨拶して学校に入る。校長室に案内される。
「先生は女子バレー部の監督ということでお願いします。」ひえ〜
オガちゃんの教員ライフは,体育の授業でしか経験のない部活動のなんと,監督ということで幕を開けたのであった。

何がきついって。真剣な顔でボールを受けようと構えている生徒のところにボールが飛ばない。

部活が休みの日は,市内強豪校の先生のところに練習に行って生徒と一緒に練習していたが,
球技というものに無縁な生活をしてきたオガちゃんはなかなか上達できない。
ルールやシフトをとりあえず習ってノートに書く。レシーブ,トス,スパイクこの順番で相手コートに返せばいいんだな。
他にも監督としての心がけや,タイムを取るタイミングなど,その先生は大学生に毛が生えたレベルのオガちゃんに色々と親切に教えて下さった。

翌日銀行から学校に電話がかかってくる。「そちらのバレー部の顧問の先生がノートを忘れていました。バレーボールのことが色々と書いてあったので,多分バレー部の先生だと思って」その通り,疲れてフラフラになってやっと銀行までたどり着いたオガちゃんは,銀行にノートを置き忘れて帰っていたのであった。あんなに真剣にメモっていたのに…である。あ〜あ

教員として新しい生活を始めたオガちゃんのもっかの関心事は、授業ではなく部活動であった。寝ても覚めても頭にあるのは部活動
部活が終わって家に帰る。玄関のドアと鍵を閉める。翌朝,目を覚ましたら,靴を履いたまま玄関に仰向けになっている。
今日の練習はどうしよう。
そして約5年ほど,オガちゃんのバレーボールな日々は続いたのであった。

私は何をしているのだろう?