“競馬存続”のダシにされる馬たち
「気の毒な私たちを助けてください」と訴える人がいれば、聞く側はその人の事績を振り返り、ある程度は論理的に主張の当否を判断するだろう。人の感情に訴えようとして、ご都合主義的に馬をダシに使う。競馬という仕事に一片のプライドでも持っているなら、せめてそういう見苦しい行為だけは、一刻も早くやめて欲しい。
見えない事実を言葉にしてくれる野元記者はさすがプロです。行き先のない馬を減らしたいのなら、確かに売れる見込みの低い馬を生産することを止めさせることが、もっとも筋の通った行動だな、目から鱗だわ。あと、競馬が盛り上がれば盛り上がるほど馬肉になる馬も増えるのも考えてみたら当たり前だな。駄馬なのに余生が保証されたハルウララは愛玩動物としてはハッピーエンドという皮肉w
追記:いつものように殴り書きをしてしまいましたが、経済生産物としての馬と人間の友としての馬という矛盾のようで矛盾のない現実に関して、野元記者も混乱しているのかとも思い直しました。ダシにするも何も、競馬自体がサラブレッドという種類の家畜をダシにした大規模な経済行為なのですから、馬をダシにして何が悪いという意見が一方では成立するわけです。でもそうなると、ハルウララに関わる安西氏の愚行を何を持って愚行というかという問題も出てくるわけで、安西氏が問題なのは馬をダシにしたことではなく、ダシにしながら如何にも「ウララに対する愛情」という嘘くさい倫理で批判者を封じる徳の無さにあるわけで、馬主になったこと自体は悪徳でも何でもないですな。自分もそうですけど人を憎むと視野が狭くなるのはありがちなことです。
「気の毒な私たちを助けてください」と訴える人がいれば、聞く側はその人の事績を振り返り、ある程度は論理的に主張の当否を判断するだろう。人の感情に訴えようとして、ご都合主義的に馬をダシに使う。競馬という仕事に一片のプライドでも持っているなら、せめてそういう見苦しい行為だけは、一刻も早くやめて欲しい。
見えない事実を言葉にしてくれる野元記者はさすがプロです。行き先のない馬を減らしたいのなら、確かに売れる見込みの低い馬を生産することを止めさせることが、もっとも筋の通った行動だな、目から鱗だわ。あと、競馬が盛り上がれば盛り上がるほど馬肉になる馬も増えるのも考えてみたら当たり前だな。駄馬なのに余生が保証されたハルウララは愛玩動物としてはハッピーエンドという皮肉w
追記:いつものように殴り書きをしてしまいましたが、経済生産物としての馬と人間の友としての馬という矛盾のようで矛盾のない現実に関して、野元記者も混乱しているのかとも思い直しました。ダシにするも何も、競馬自体がサラブレッドという種類の家畜をダシにした大規模な経済行為なのですから、馬をダシにして何が悪いという意見が一方では成立するわけです。でもそうなると、ハルウララに関わる安西氏の愚行を何を持って愚行というかという問題も出てくるわけで、安西氏が問題なのは馬をダシにしたことではなく、ダシにしながら如何にも「ウララに対する愛情」という嘘くさい倫理で批判者を封じる徳の無さにあるわけで、馬主になったこと自体は悪徳でも何でもないですな。自分もそうですけど人を憎むと視野が狭くなるのはありがちなことです。