▽血統徒然△

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サラブnet更新

2005年01月11日 | Weblog
“競馬存続”のダシにされる馬たち

「気の毒な私たちを助けてください」と訴える人がいれば、聞く側はその人の事績を振り返り、ある程度は論理的に主張の当否を判断するだろう。人の感情に訴えようとして、ご都合主義的に馬をダシに使う。競馬という仕事に一片のプライドでも持っているなら、せめてそういう見苦しい行為だけは、一刻も早くやめて欲しい。

見えない事実を言葉にしてくれる野元記者はさすがプロです。行き先のない馬を減らしたいのなら、確かに売れる見込みの低い馬を生産することを止めさせることが、もっとも筋の通った行動だな、目から鱗だわ。あと、競馬が盛り上がれば盛り上がるほど馬肉になる馬も増えるのも考えてみたら当たり前だな。駄馬なのに余生が保証されたハルウララは愛玩動物としてはハッピーエンドという皮肉w

追記:いつものように殴り書きをしてしまいましたが、経済生産物としての馬と人間の友としての馬という矛盾のようで矛盾のない現実に関して、野元記者も混乱しているのかとも思い直しました。ダシにするも何も、競馬自体がサラブレッドという種類の家畜をダシにした大規模な経済行為なのですから、馬をダシにして何が悪いという意見が一方では成立するわけです。でもそうなると、ハルウララに関わる安西氏の愚行を何を持って愚行というかという問題も出てくるわけで、安西氏が問題なのは馬をダシにしたことではなく、ダシにしながら如何にも「ウララに対する愛情」という嘘くさい倫理で批判者を封じる徳の無さにあるわけで、馬主になったこと自体は悪徳でも何でもないですな。自分もそうですけど人を憎むと視野が狭くなるのはありがちなことです。

マイネルハーティー萌え

2005年01月11日 | 血統
どうも競馬に対する情熱が蘇らないのですが、昨日のシンザン記念は見ごたえがありました。2cm差で2着に惜敗したマイネルハーティーですが、血統が萌え萌えで6.1倍とはいえ馬券買えていたなぁとありがちな反省です。何度も好きだと公言しているミスプロxパーソロン系ニックスなんですよ。ちゃんと統計を取ったわけではないので本当にニックスだとは断言できないのですが、仏系のパーソロン血脈とヤンキー血脈のミスプロ系の出会いって理由も無く嬉しいのですよ。それと、ルドルフ様には是非BMSとしてG1を勝って頂きたいので、その意味でもマイネルハーティーには頑張って欲しいです。ペールギュントはクラシック路線を進むのでしょうけど、ハーティーはNHKマイルを目指して欲しいな。でもクラシックに執念を燃やす総帥の馬だから無理か。。

マイネルハーティー牡 3歳 2002年 青鹿 (鵡川町)
*マイネルラヴ 1995年 青鹿 (米) Seeking the Gold 1985年 (米) Mr. Prospector 1970年 (米)
Con Game 1974年
Heart of Joy 1987年 Lypheor 1975年
Mythographer 1977年
シビルスイート 1989年 黒鹿 (静内町) シンボリルドルフ 1981年 鹿毛 (門別町) *パーソロン 1960年 鹿毛 (愛)
スイートルナ 1972年 栗毛 (千葉県)
*シビルフオルテイー 1983年 鹿毛 (愛) Be My Guest 1974年
Veronica Heron 1974年