朱鷺歳時記

2008年9月25日、昭和56年以来27年ぶりに、10羽の朱鷺が佐渡の空に舞った。
2018年朱鷺放鳥10年を迎える。

中国朱鷺(認識票)

2012年06月03日 | 朱鷺

佐渡島では3羽産まれた朱鷺のヒナのうち2羽が、一昨日親と一緒に初めて田んぼへ降りました。
残り1羽も巣の近くの木から飛び立って近くの民家の屋根にとまりました。

日本では初めて8羽のヒナが産まれて、佐渡市では名前を公募したりしていますが、
一羽一羽を区別する認識票の取付けを見送りました。
(以前、飛んで来たトキに住民票を発行した事もありましたが・・・)

中国では、巣が発見されて生まれたヒナにはすべて認識票を付けています。

巣のある木からヒナを降ろして、一羽一羽に装着をします。体重や大きさなどをはかり
巣に戻します。親も何事もなかったかのように1時間もすれば餌を運んで戻って来ます。
装着することによって、生まれた年や行動が解ります。

2度目の訪中の際、峠の道を降りて来たところにある畑で一羽のトキと出逢いました。
その個体には認識票がありませんでした。担当者にお話を聞いたところ、ヒナの時に
発見されず巣立ったのは珍しいとのことでした。(巣を作った情報は、地元住民から
寄せられます)

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