朱鷺歳時記

2008年9月25日、昭和56年以来27年ぶりに、10羽の朱鷺が佐渡の空に舞った。
2018年朱鷺放鳥10年を迎える。

2014年 新春の候 最終

2014年01月15日 | 朱鷺

この群れの中には第一回放鳥の朱鷺や、一昨年自然界で生まれた朱鷺、昨年生まれの幼鳥までがいました。
この地域では、朱鷺を特別扱いせずに、日頃の営みの中で生活する姿を見る事が出来ます。
今回の放鳥の目的「人間と朱鷺の共生・共存」の成果かも知れません。

2014年 新春の候 その3

2014年01月15日 | 朱鷺

一ヶ所で長い時間撮影をしていると捕食の邪魔に場所を移動して車を走らせていると遠~で捕食中のペアと出会いました。
車の中でレンズを構えていると、いつものように近くまで好奇心のある顔をして近づいて来ました。
朱鷺はいつも接している車や人間を判別しているのではないかと思います。

2014年 新春の候 その2

2014年01月15日 | 朱鷺

ここ数年の佐渡島の積雪量も多いが、今シーズンの佐渡島は、大佐渡の山々は雪で覆われているが、小佐渡や国仲平野は全く雪が無くありませんでした。
冬になると餌場が限定されてしまって一日中捕食をする姿が見られますが、朱鷺にとっては餌場の確保に困らない冬の季節を迎えていました。

営巣地の近くの田んぼではいつでも水が流れる「江」を作っていました。
(田んぼの水が無くなってもドジョウなどの生物がこの「江」に移って朱鷺の餌場になります。)


2014年 新春の候 その1

2014年01月14日 | 朱鷺

佐渡島の両津港に着いて、朱鷺の居るところに車を走らせていると、上空から「クッワー」と、一羽の時が上空を廻ってのお出迎えだ。
昨年12月の初めに繁殖羽に早くも変わった。
野生化でも雄雌が増えると繁殖行動も早くなるのであろうか・・・

撮影地を帰るとまた上空から朱鷺の鳴き声とともに2ペアがすぐ隣の田んぼに車を追うように飛来して来た。
早くもペア行動をしている。

一生懸命捕食をして、くちばしが汚れたので水たまりできれいに洗いました。

冠羽が北風になびいてとても奇麗でした。

平成26年朱鷺祈願祭

2014年01月13日 | 朱鷺

地区の人たちや環境省のレンジャーの方々が集まり、
朱鷺の2世の誕生や朱鷺の放鳥事業の成功等を祈願しました。

例年だと多くの放送局や新聞社の取材の関係者が来ましたが、
今年は2社の放送局しか来ませんでした。


小佐渡の前浜地区にある野浦では、子ども達(1人しかいない)旗振り行事が行われ、
野浦大神宮・お寺さんから始まり各家を廻りました。