サンセットメモリー in 淡路島

南淡路の宿泊先から、いつものサンセットを見るつもりが、宿への到着が遅れてしまった。

それでも、道中、夕陽が沈む方向に、黒い雲が多いものの、少しだけサンセットを見ることができた。

この日の夜は、星空撮影を試みたかったのだが、冬の強風が吹き荒れ、断念した。

 

撮影：PENTAX K20D  SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

クリック→ にほんブログ村 写真ブログ 
おうｇ

  タグ：　冬　2011年　１月　淡路島　冬　空　海　サンセット　夕焼け　武田早代


～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～

サンセットメモリー・・・

きっと　写真家　武田　早代さんも、どこかの素敵な夕陽写真を収めておられたのではなかろうか・・・

実は、今日、少しの時間を見つけて、写真家　武田　早代さんの写真展を見に行って来た。

各紙でも記事になっていたので、読まれた方も多いのではなかろうか・・・
花に愛 写真志半ば５０点　（←　YOMIURI ONLINEへリンク）

滋賀在住、写真ははじめて３年、京都・滋賀を中心とした風景写真など、

どこか自分と共通するところも感じたことと、

突然襲って来た病魔の中、彼女がレンズを通して残したものを感じたくて、

思いきって行ってみた。



ギャラリーに入ると、そこに拡がる彼女の世界は、すごくストレートに私の心に響いた。

写真を撮るようになってまだ３年の彼女が、出会った美しい自然を見た時の感動が

そのままに、伝わって来たのだ。

きっと、夢中でシャッターを切っていたのではないだろうか。

そして、光と希望を感じる写真、逆にじっと耐えている写真などを見ていると、

残された限られた時間の彼女の心模様と重なるものを想像してしまって、

熱いものが込み上げて来てしまった・・・。汗　汗

彼女とは当然、会ったことはないけれど、すぐ横でいろいろと語ってくれている気もした。



今津の彼岸花、新旭の雪のスペードの樹、朽木の小入峠などなど、

自分も撮影したことのある風景もいろいろあっただけに余計にそう思えた。

同じ風景を見ながら、彼女は何を考え、何を想い、この一枚を撮ったのだろう・・・



最後にご家族の方ともお話をさせていただたいた。

ちょうど一周忌の写真展で、遺作の一万点の中の５０点だとか。

素敵な写真展に、写真集も購入させていただいた。

そして、彼女がレンズを通して感じた風景を、

写真の撮影場所も定かでないこともあり、タイトルも場所も表示がないけれど、

写真集を通して脳裏の片隅に焼き付けておこう。

そして、今後、写真を撮る中で、彼女が見た景色に出会えた時、

自分は何を感じ、何を想うことだろう・・・

そこで、彼女も何か語ってくれるような気もする。



写真展、まだやっています。

是非是非、見に行って見てください。

ギャラリー古都は　こちら
場所の地図は　こちら　祇園四条から河原町通りです。