2020年4月7日
AFP BBニュース
【4月7日 AFP】結核を予防するために数十年間にわたり利用されている一般的なワクチンが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から医療従事者を守る助けになり得るだろうか──。
新型コロナウイルスに特化した予防接種が開発されるまでには、まだしばらく時間がかかると予想されている。そうした状況において、抗結核ワクチンBCGが有する潜在的な有効性についての調査が進められている。BCG接種は世界中で多くの人が子どもの時に受けている。
BCGワクチンを接種している子どもは、COVID-19とは別の呼吸器疾患に罹患(りかん)しにくい。BCGまた、一部ぼうこうがんの治療にも用いられているほか、1型糖尿病などの自己免疫疾患やぜんそくなどの予防にも効果がある。
そのため研究者らは、新型コロナウイルスに対しても、感染リスクの軽減や症状の重症化を抑えるといった効果がBCGにあるかどうかを検証したい考えだ。
仏国立保健医学研究所(INSERM)のカミーユ・ロクト(Camille Locht)氏はAFPの取材に対し、BCGワクチンの全例接種が2007年まで実施されていたフランスでは、「調査対象者の大半が初回のワクチン接種をすでに受けていることになる」と話した。ただ、その予防効果が時間とともに低下することにも触れた。
ロクト氏は、BCGワクチンに何らかの効果が確認された場合は、COVID-19に対処する取り組みの最前線にいる医療従事者を「最初の対象」にすべきとの考えを示している。しかし、臨床試験の詳細について取りまとめを行っている同氏の考えとは逆に、BCGが予防効果をもたらすとの考えには依然として慎重な見方を示す専門家らもいる。
そうした中でオランダ・ラドバウド大学(Radboud University)が最近、同国のユトレヒト大学(Utrecht University)と協力して医療従事者数百人を対象とする臨床試験を実施すると発表した。ラドバウド大のミハイ・ネテア(Mihai Netea)教授(実験内科学)は、「この調査を行う理由がまさにそれ(考え方の相違)だ」と話す。
【続きを読む】
結核ワクチン、新型コロナに有効か 臨床試験で検証へ
https://www.afpbb.com/articles/-/3277477?page=2
2.新型コロナ「1回投与で48時間でウイルス99%減少」豪研究
2020年04月06日
https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/3/33706.html
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうなか、豪州モナッシュ大学の研究グループは今月3日、既存の寄生虫治療薬「イベルメクチン」を1回投与した結果、試験管内のウイルスが48時間以内に増殖しなくなったと発表した。
「イベルメクチン」は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授が発見した新種の菌から開発された抗寄生虫薬で、「ストロメクトール」の商品名で承認されている。
医学誌『Antiviral Research(アンチヴァイラル・リサーチ)』に今月3日に掲載された論文によると、豪メルボルンのモナッシュ大学と、ピーター・ドハーティー感染免疫研究所のチームは、ベロ細胞というアフリカミドリザルの腎臓由来の細胞を、新型コロナウイルスに感染させる実験を実施。
ウイルスに2時間さらして感染させた細胞に、さまざまな濃度のイベルメクチンを投与した結果、1回の投与でウイルスの遺伝子増殖を抑制する効果を確認。48時間以内にウイルスのRNAが99.98%減少したとしている。
モナッシュ大・生物医学発見研究所(BDI)のカイリー・ワグスタッフ博士は「実験は試験管内で行われたものであり、これからヒトに対する臨床試験を行う必要がある」と指摘したうえで、「イベルメクチンはすでに承認された薬で、豪州では30年以上使われている。人体への安全性の確認を急ぎたい」と話している。
3.アオサにコロナウイルス増殖抑制効果、中部大学が発見
大学ジャーナル 2020年2月24日
https://univ-journal.jp/30640/
海藻のアオサにヒトコロナウイルスの抗体を増やす効果があることが、中部大学生命健康科学部の河原敏男教授、中部大学大学院工学研究科の林京子客員教授、化学薬品メーカー・江南化工、海藻の健康効果を研究するラムナン研究所の共同研究で分かった。研究グループは新型肺炎を引き起こしている新型コロナウイルスにも効果があるのではと期待している。
中部大学によると、ウイルスは遺伝子としてDNA(デオキシリボ核酸)かRNA(リボ核酸)のいずれかを持ち、生きた細胞に寄生して増殖する。表面をエンベロープと呼ばれるたん白質や脂肪の膜で覆ったタイプと覆わないタイプに分けられるが、ヒトコロナウイルスや新型コロナウイルス、A型インフルエンザウイルスなどはエンベロープとRNAを持つことで共通する。
ヒトコロナウイルスの感染実験に使用できる動物がいないことから、研究グループはエンベロープとRNAを持つA型インフルエンザウイルスをマウスに感染させ、アオサに含まれるラムナン硫酸の効果を調べた。その結果、3日後にウイルス量が半減し、抗体量が何も与えないマウスに比べて7日で約1.5倍、14日で約2.3倍になったことが分かった。
研究グループはウイルスのエンベロープ中のたん白質が生細胞に付着しようとするのをラムナン硫酸が阻害し、免疫細胞を活性化させて抗体の産生を促したとみており、今後、コロナウイルス対策に特化した商品開発も視野に入れる。
転載終了
最近の「武漢ウィルス ・武漢肺炎」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 台湾(3)
- 今日のちょっと見、拾い読み(31)
- 安全保障(22)
- 米中戦争(1)
- ロシア(ソ連)の大犯罪!シベリア抑留(1)
- ディープステート(7)
- もうひとつの無法国家 北朝鮮(2)
- 韓国崩壊(1)
- 中国滅亡(21)
- 教科書検定不正問題(6)
- 大東亜戦争(2)
- アイヌ利権(1)
- アメリカ大統領選(0)
- アメリカ大統領選挙(26)
- 情報ソース(2)
- デジタル言論統制(1)
- トランプ大統領(2)
- ビックテック(1)
- チャイナ利権(1)
- お清め(2)
- スメラミコト(2)
- 日本の心(7)
- 美しの国ニッポン(32)
- 日本人に謝りたい(9)
- 日本の今を考える(71)
- 日本人必見!軍事講座(4)
- 情弱とお花畑が思考停止する「軍事と国防」(6)
- 「左翼に騙されるな」アンチ左巻き講座(2)
- WGIP覚醒講座(2)
- 知っ得、納得「政治・経済」(6)
- 反日種族主義 ビデオ講座(4)
- 売国奴・売国企業図鑑(15)
- 在日問題(16)
- 中共のウィグル人弾圧と人権侵害(4)
- 中共の蛮行・愚行(35)
- 中共の臓器移植・臓器狩り・大量虐殺 (3)
- 武漢ウィルス ・武漢肺炎(16)
- 中共の超限戦(3)
- 沖縄が危ない! 中国、北朝鮮、韓国(1)
- 体験的昭和戦後史(4)
- 国連・国際機関の深い闇 (3)
- ユダヤの陰謀(45)
- 今そこにある日本の危機(5)
- 神社と古神道の教え(25)
- スピリチュアル(59)
- 死後の世界(19)
- 世界宗教の真実(18)
- 昭和ノスタルジー(7)
- 意識のパワーレベル(9)
- 易と手相(14)
- 爬虫類人とプラズマ兵器(36)
- ケムトレイル(18)
- もったいない(3)
- 食の安全と健康(3)
- 医療の虚実(8)
- その他(24)
バックナンバー
人気記事