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今日は昨日と打って変わって朝からいいお天気でした。でもご主人の姿が見えません。私ゆずも心配で、どうしたのかなと思っていたら、昼前、眠い顔をしてお店に入って来ました。昨日、お友達二人と札幌近郊の温泉に行って来たのです。いつも温泉に行く時は直通バスで行くのですが、昨日はご主人は夕方、路線バスで行きました。最寄りのバス停に降りた時はもうすでにあたりは真っ暗。まったく人影は見えません。と言うか人はいません。今にもキタキツネが出てきそうです。雪道をホテルに向かって進み、建物の明りが見えた時はホッとしたと言います。
着くや否やすぐ冷えた体を温泉で温めました。露天風呂では細かい雪が風に乗り、湯船の中に舞い降りてきます。泉質は「単純アルカリ硫黄泉」。なめらかで、手と手をこすり合わせると、もちもちっとした感触です。どおりで今日のご主人の顔はピカピカしています。
お風呂の後は美味しいお料理とボージョレ・ヌーボーで乾杯!話に花が咲き、あっという間に夜は更けていきました。さて、2,3日前の新聞にこの宿のすぐ近く(写真の川の右、下流岸)の約1100万年前ー約820万年前の地層からクジラの化石が発見されたと報じられていました。札幌にクジラがいたー?さぞかしご主人は昨夜はクジラに乗って遊んでいる夢でも見たのでしょうね。