ヴィティャゼヴォ(Vityazevo)の海岸 あ~ぁ発音むずかしぃ A´Д`;)ゝ・゜・
2013年5月5日復活祭(パスハ)
パスハの菓子パン
パスハのケーキ
復活祭(パスハ)とは、キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念する。
この日は司祭の「キリスト復活!!」と言う呼びかけに対し、信者は「実に復活!!」と応えます。
私はキリスト教徒でもなければ、あまり宗教を信じていない(どちらかと言うと仏教的考えに近いが)のですが、この地でパスハを祝う事にしました。
深夜0時ぴったりにモスクワの救世主キリスト聖堂でのお祈りがLIVE放送された。
最初の内はプーチンやメドベージェフの姿が映されたり、隣で友達が、司祭のゴシップを教えてくれたりして興味深々だったのですが、
深夜2時半まで頑張った所で、おやすみなさい
朝になると、モスクワの友達からメールが入ってました。
「キリスト、オデッサ!!」
復活!!って部分に、うまくオデッサって街の名前に書き換えてる・・。
復活祭の挨拶は返さなければなりません。
「キリスト、ノヴォロシースク!!」
この日は頬に3回キスをして祝います。
朝ごはんの後にクリーチと呼ばれるパスハの伝統的な菓子パンと、卵を食べました。
クリーチはお母さんに切って貰う。
この卵はまもなく戦いに出ます。
と言うのも、パスハのユニークな風習で「卵のぶつけあい」があります。
卵をそれぞれ1個ずつ手に持ち、卵のとがった方でお互いの卵にぶつけ合います。
先に卵が割れた方が負け。
単純な遊びだな~と思いつつも勝負になると真剣になってしまいました(笑)
お昼はアブラウ=ドュルソと言うロシア最大のシャンパン工場へ行きました。
5.5kmの長いトンネルの中にシャンパンやワインが保管されています。
お父さん曰く「ヨーロッパ最大だと思う!!」
う~ん。。オーバーに言う傾向があるので、取り合えずロシア最大と書いておきます
アブラウ=ドュルソHP→http://www.abraudurso.ru/house
アブラウ=ドゥルソ工場の動画
アブラウ=ドュルソも、ゲレンジークと同様、ロシア語ではなくコーカサス地方にあった古い言語から来た名前です。
アブラウ湖で泳ぐ人々
湖畔で陽気に演奏するお父さん
「お父さん、即興演奏しちゃうぞぉ」とノリノリでしたw
工場がアブラウって町にある事は分かったけど、じゃぁ後半のドュルソってどこにあるの?
連れてってもらいました
ドュルソから眺める黒海
ドュルソは山に位置している小さな、小さな村でした。
そこには頬を柔らかく、優しく撫でる空気があり、ゆっくりとした時間が流れていました。
帰り道。
どこまでも広がるブドウ畑
ブドウの下に咲くカモミールの花
お家に帰って、さっそく買って来たシャンパンを開けました
「キュパッ」って抜いたコルク栓に染み付いた、かぐわしい香りを嗅ぐのが好き
ドキドキドキドキドキ
久しぶりのお酒に、喜びの表情を一生懸命隠していました。
ここの家庭は普段お父さんしかお酒を飲まないので、結果、お父さんと大変仲良しになりました(笑)
食卓にはお魚を始め、
昆布、うずらの卵
そして、ユバまで!!
出来るだけ日本での食事が恋しくならないようにと、魚や海藻類を色んな所で探してくれていました。
デザートは、日本では売っていない、私の大好物な物があります。
凝乳 発音はトヴァローク
このクラスノダール地方で造られている乳製品が、一番ナチュラルで体に大変良いのです。
(ナチュラルなので賞味期限が短いのが注意です)
目印はこのカモミールのお花を頭につけた可愛い牛ちゃんの絵です
アイスクリーム買う時も、この牛ちゃんが目印です!
ロシア行かれる方は是非参考にして下さい
凝乳の食べ方は、
デザート感覚なので、まず紅茶を用意して(笑)
スメタナをかけます
※スメタナ
日本ではサワークリームで代用する事もありますが、ちょっと違います。
ボルシチやビーフストロガノフなどの料理に添えて食べます。
ジャン おしまいっ
飲むヨーグルトをかけても良いです。
他にも
リャージェンカをかけてもイイ
※リャージェンカ
95℃で殺菌した牛乳を2~3時間、同じく95℃の状態でねかせてできる酸乳。
そしてこの上の写真にあるのは凝乳ではなく、スィロークと言って、小型の溶かしたチーズ。
この豊富な乳製品のお陰で、滞在した20日間は大変
......つづく
2013年7月26日(金)
ピアニストYuriと北川翔でお届けするロシアン・バラライカ・ナイト♪
六本木の夜がロシアン・ナイトに変身します。
是非お越しください♪
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