以前、和歌山の山を歩いていた際、道端に落ちていた杉の枝からマツラン(ベニカヤラン)を拾った。
図鑑では知っていたが、確かにカヤランと比べて葉は肉厚で光沢がある。調べてみると、カヤラン属ではなく、カシノキラン属とのことで明らかに違う。
しかしこの個体は、地面に落ちてしばらく時間が経っているとみえて、根っこがほとんど腐りこのままでは死んでしまう悲惨な状態。
自宅に持ち帰り傷んでいた根をトリミングし、ミズゴケでくるんで命を繋ぐことが出来た。
自宅に持ち帰り傷んでいた根をトリミングし、ミズゴケでくるんで命を繋ぐことが出来た。
なかなか、気難しいランとのことで今はミズゴケ栽培で持っているが、少し心配だなあ。
どなたか継続して育てていらっしゃる方がおられましたら、栽培環境などを教えて頂きたいです!お願いします!!
【マツラン(ベニカヤラン)】
環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー:絶滅危惧種B
ツガやマツ類の樹上に着生する多年草。葉は多肉で長楕円形、長さ7~20mm、紫色の斑点がある。花は2~4個、5~6月に咲き、花被は平開し、淡黄緑色で細紫点がある。モミランにくらべて葉が細長く鈍頭、唇弁が全縁。
京都府レッドデーターブック2015年より抜粋
とっても写真が綺麗ですね~
よろしくお願いします。
相当難しい山草と聞いています。
頑張って下さい。