「暴れん坊将軍」吉宗の最大の貢献者は御庭番(忍者、捜査役、武術使い)の2人だ。いつも、彼らなしには悪事は暴けないのだが、出番自体は少なく、陰の存在という感じ。
でも、今回は、女御庭番の皐月(東風平千香)が主役だった。岩槻藩の城代家老の悪事を暴こうとする藩主の甥・嘉信に張り付くのだが、嘉信は藩再構築を独自に練りながら、悪家老による藩主への危険が及ぶことを案じ、放蕩三昧を演じる。皐月は女中として嘉信の屋敷に入り込むと、その改革案を熟読し、嘉信に藩政に戻ることを進言する。
嘉信に犯されそうになる場面もあったが、皐月は最後は受け入れる様子を見せながらも、嘉信は力づくは本意ではなく、やめた
吉宗も参戦し、嘉信が藩主に家老の悪事を訴えようという時、嘉信は家老一味に狙われる。嘉信の前に立って矢を受けた皐月の治療をし、優しく抱きしめた。
吉宗は「惚れたのか」と問うが、皐月は答えなかった。最後は痛めた左肩の影響も見せずに、いつもの通りに参戦した。しかし、皐月の身分を知った嘉信の視線を感じながらも一足早く姿を消した。
いい話だった。ならぬ恋と知りながら、愛し合ってしまった二人だった。
蛇足だが、こんなサービスカットもあった。
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