「トクメイ」環奈と一樹

　フジテレビ月曜夜の刑事ドラマ「トクメイ」。相変わらず、オレ的には好評。録画観している。経費の荒使いが目立つ警視庁万町警察署に経費削減の任を負って本庁からやってきた一円(はじめ・まどか)を演じる橋本環奈が主役。人気女優とは思えないヘン顔や突飛な動きもする。先週が7回目ということだったが、もうそんなに見たかね。

　今回は、前回に続き、流行りの闇バイトを巡るもの。見つかった“運び子”の男が極めて珍しい言語しか話せない外国人だった。業としている通訳は日本に一人しかおらず、依頼には120万円かかるといい、一円は大いに躊躇する。そこに現れたのは、彼を日本の工場にあっせんした女性で、その言語を話せ、費用はいらないという。経費削減になると喜ぶ一円だが、実は、何かのカネ(この番組中には説明はなかった)を操るいわゆる指示役で、全く違う通訳を捜査陣に伝えていた。本当は「逃げたら殺す」といったことを男に言っていたのだ。

　それに気付いたのは、これも主役ともいえる強行班長の湯川（沢村一樹）。そして、経費削減を第一とする一円だが、120万円の通訳に依頼し、ホントウのことを聞き出すと、湯川が女を一気に追い詰め、自供させる。

　一円は湯川に「あなたは被害者を守りますが、経費の使い過ぎでこの署が統廃合されないように、私は警察を守ります」と言う。

　ウラで進むストーリーもあるので、どういう結末になるのか、あしたの録画もしよう。