「暴れん坊将軍」、時に難しい話もあるが、わかりやすい一話完結が多いので、朝の寝ボケ眼でも見やすいね。今回は、任侠の世界の話。作事奉行が「蝮一家」(今で言えば暴力団)と組んで、盛り場の土地を無理やり買い占め、大規模な歓楽街を作ろうとしていた。実行部隊は蝮一家で、所有者の殺しもいとわなかった。最後まで抵抗したのが矢場(射的場)を営むお京(三浦リカ)。
そして、お京は店を訪れる不良の15歳、真吉(谷田真吾)の将来を心配する。真吉は蝮一家のヤクザたちに歯向かい、ボコボコにされるが、吉宗に助けられる。治療したお葉(伊藤つかさ)も同じく心配する。それでも、真吉は蝮に入ろうと家出する。お葉は連れ戻そうと蝮を率いる浅八(誠直也)のところに怒鳴り込む。
しかし、浅八は「アイツは気は強いが、いいオンナだ。囲い者してやる」くらいにしか思わなかった。そして大岡忠助(横内正)から蝮のことを聞いた吉宗は浅八と接触。
そして、真吉とも会い、説教する。
しかし、聞き耳持たず。そして浅八と会い、「お前から、任侠は人間のクズだと教えてやってくれ」と言う。そして、作事奉行を成敗。
その直後、吉宗は御庭番に連れられてきた真吉の前で浅八に目を向ける。忠助も部下とともに臨場。浅八を捕らえる。
浅八は、おびえた表情で「死罪だけはご勘弁ください」などとわめく。それを見た真吉は失望し、蝮一家の羽織を脱ぎ捨てる。
浅八は、自分の演技で、吉宗に言われたように真吉を救ったのだろう。自分は獄門となった。真吉は桶づくりの父親を継ぐことにしたとお葉らに報告する。インパクトあるお話だったね。
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