祝日にも「暴れん坊将軍」はある。今日は少し趣が違った。勘定奉行と油問屋が結託して金儲けしているのに気付いた勘定方の若手・堀内が勘定奉行の罠にかかり、殺されていまう。その妻・千恵(立原麻衣)に思いを寄せていた「提灯奉行」(自虐的な話し方によると、用務員さんだな)の石崎(誠直也)は、知恵への恋情とは別に、親友でもあった堀内の仕返し画策する。知恵は知恵で、尼僧になりがらも、真実を確かめようとする。石崎は実行犯までは仕留めたが、勘定奉行子飼いの悪目付けに殺されてしまう。
暴れん坊将軍で、最後の成敗までに5人も死んだのも珍しいなと思った。それに最後の見せ場である殺陣で、いつものテーマ曲の代わりにドラマ中に使われる情緒的な多分、琴だろうバックミュージックが流された。吉宗の刀さばきに変わりはなかったが。
ちなみに立原さんはご存じの方はご存じの80年代を中心に活躍して美形さん、誠さんは、戦隊ものの初代となった「ゴレンジャー」のアカレジャーとして主役を張っていた。出演時は40を超えていたが、演技力、表現力には魅せられた。
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