入院11日目。あす退院だ。ここでベッド柵に枕を置いて寄り掛かり「暴れん坊将軍」を見るのもあと2回だな。
吉宗は大大名の悪事を暴くことから町民の暮らしを助けることまで、活動域が広い。けさは働き口のない浪人たちの味方になった。泰平な日々の続く吉宗の時代には、各大名とも兵隊となる武士をたくさん抱える必要がなくなり、失業する武士(浪人)が増えていた。そこに目を付けて一儲けしようとした悪党旗本は表向き油問屋の近江屋と手を組み、浪人たちに士官(武士としての就職)の口を世話する代わりに大金を要求していた。浪人は近江屋に飛び込んでカネを借りるが、もともと士官の口などない特殊詐欺みたいなものだから、当然借金は返せず、近江屋の命ずるままに強盗を繰り返してカネを返させる。儲けは当然、悪旗本の手にも。
その”うまい話”に乗りそうになっている若い浪人と何とか悪事から手を引かせようとする許嫁・お篠(伊藤美由紀)と知り合った吉宗は彼らを助けようとさらに近づく。それにしても、吉宗は酒が好きだ。
そして美しいお篠の相談相手にもなる。
ホント、おせっかいな将軍様だな。そして”濡れ手に粟”をむさぼっていた旗本とさらに裏にいた越前の小藩の大名を成敗して、浪人たちが悪道に染まる仕組みをぶち壊した。
この美人のお篠を演じた伊藤さん、朝の連ドラにレギュラー出演したり、ほかの時代劇では御庭番(密偵)を演じたりしてたんだって。「暴れん坊将軍」にもまだまだ出るみたいだから、期待しよう。
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