外様大名の中でも大藩で徳川家と仲の良い加賀藩から舞いで使う鬼の面が贈られ、藩主も江戸城を訪れることになった。吉宗が面を見たあと、その面の入った木箱の運んでいた奥女中のさつき(岩崎良美)がそれを落として、ヒビを入れてしまった。
吉宗は「割れたわけではない。じゅうぶん修復できる。女中に落ち度はない」と、自害までしようとしたさつきに短い休みを与えて落ち着かせようとする。実は、加賀藩御用達の海鮮問屋がその立場を利用して抜け荷を続けていたが、現場を押さえられ、捕らえられた悪の親玉を釈放させようと、だまして船に乗せていた青年医師・塚本(加藤純平)と恋仲にあるさつきに面を城外に出させるような粗相をわざとさせ、それとの引き換えを条件に親玉を釈放させようとしたのだ。
本当のことを話すように説得する吉宗。さつきから真実を聞くと、得意の潜入捜査で悪事を暴いた吉宗は、面を取り戻し、悪の巣窟に乗り込む。
江戸に来ていた加賀藩主の前で、見事に悪を一掃した。塚本も自由の身となり、さつきと再会する。めでたし、めでたしの結末だった。
それにしても、20代後半になってた岩崎良美、かわいかったね。
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