吉宗が流しの旅芸人

　「暴れん坊将軍」、また地方出張だ。今回のゲストは二宮さよ子（おえん）。

　夫は上州・三山藩の元藩士だったが、藩の不正を突き止めると、上司に無実の罪を着せられ旅芸人になっていた。そのうえ、お上に訴えることを恐れた上司に殺される。おえんも何か聞かされていたとみられて狙われるが、吉宗に助けられる。おえんは息子・庄太郎（西尾塁）とともに上州に帰ることを選んだ。心配な吉宗は、旅芸人として護衛の旅に出る。

　上州って群馬と思うが、どれくらい歩いたんだろう。

　相変わらず、モテる。芸人だから帯刀していないが、襲われるおえんを手技で助け続ける。すると、庄太郎が父の遺品である刀を渡す。

　地方武家をとっとと成敗。庄太郎は武士として家を再興することになった。新之助を吉宗と知らぬ庄太郎は吉宗を「おじちゃん」と呼び、「おじちゃんがお父になってくれたらいいのに」と言う。

　吉宗は江戸に戻って行った。

　庄太郎が、うまかったね。吉宗はこんなに出張してもいいのかね。その間はじい（船越英二）が仕切っているのだろうが。