「二人の新之助」。けさの「暴れん坊将軍」の副題だ。入院10日目の朝も吉宗から始まった。この副題だけ見ると、吉宗が市中で名乗る徳田新之助が二人、すなわち吉宗の一人二役かと思った。二役は長いシリーズで何度も登場するから、その路線かなと思ったら、全く違った。
「新之助さん、いますか?」キレイな娘さんが火消し「め組」に駆け込んできた。
娘の探す新之助の姓は内藤といい、小さな藩の若君(草川祐馬)だった。小間物屋の娘・おゆき(原日出子)といい仲になったが、おゆきの母親に身分違いと反対され、添い遂げられないでいた。新之助は「自分も町民になればいいんだ」と城を飛び出し、行方不明になっていたのを探していたおゆきが、「め組」に新之助が出入りしていると聞いて押し掛けてきたというわけだ。
もちろん、これは新之助違いとじきにわかるのだが、新之助失跡の裏には複数の謀略結婚の渦が巻いており、家臣殺しにまで発展していた。ゆくゆくは内藤も標的だった。おゆきは一部しかしらないが、自分の恋情と合わせて吉宗に相談する。
悪玉は、おゆきの母親を誘拐して内藤を呼び出し、そこで内藤を始末しようとするが、内藤は必死で母親を守る。そこに吉宗登場。人質を救助して、悪を成敗した。母親は自分を命がけで助けてくれた内藤の誠意を感じ、ふたりは夫婦となり、お城に入ると思いきや、八百屋さんの店を構えた。
それえにしても、原日出子って、こんなにきれいだったっけ?(失礼) 放映時は40がらみ。オレの中では”お母ちゃん”役のイメージが強いんだが、若いころから国営の朝の連ドラの主役張ったりした美人さんだったんだね。認識を改めた。日々これ勉強。
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