最終回を終えた2時間ドラマ「おかしな刑事」。だが、20作以上続いたシリーズだけに、再放送が相次ぐ。伊東四朗と羽田美智子の親娘が警察階級の差を乗り越えて活躍する推理ドラマ。伊東は東王子署のヒラ刑事、娘の羽田は警察庁のエリート警視。身分違いながら、一緒に事件を解決する。
今回は、伊東がそば打ち教室に通う店が舞台となる。不幸を背負った女主人(中田喜子)が犯人に仕立て上げられるが、結末は全く違っていたというお話。
この欄で2時間ドラマを書くときは、内容の煩雑さで、ストーリーは省かせていただいている。
今回のものは6年くらい前の作品のようだ。最終回ではほとんど動かなかった80歳代の伊東だが、このお話では、生き生きと捜査していた。
羽田は今も変わらぬ美しさだった。それだけでも、このシリーズは見る価値がある。
ストーリーに少々無理はあっても、深刻ぶるばかりの今のドラマよりは、よほど楽しめる。また、このようなドラマが見られること、少なくとも再放送があることを期待したい。
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