早起きは三文の徳

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幻の500両に踊らされた半次郎

2024-01-11 06:27:40 | 日記

 入院12日目の朝、退院の日も「暴れん坊将軍」で始めないとしっくりこない。早めに起きて4時を待つ。昨晩、ベテランナースに「朝は早いんですか?」と雑談されたので、「時代劇の再放送見るから遅くとも4時には起きてるよ」と答えると、「松平健の暴れん坊将軍でしょ? 面白いよね。火消しの頭はまだ北島三郎?」とか、思わぬところでひと話。前にも何人も朝の話になったことがあるが、けっこう見てる、というか再放送しているの知ってる人って多いんだよね。

 けさはおカネの話。と言っても、庶民が主役。火消し「め組」の半次郎(佐藤B作)の家に、叔父の友人を名乗る男・彦八(レオナルド熊)が上方からやって来て、「半次郎の叔父が死んだから遺品を持って来た」と言って何やら置いて帰って行った。

 キョトンとする半次郎だが、中身を見てビックリ。500両の小判が入っていた。

 妹のお葉(伊藤つかさ)と小躍りして喜ぶ半次郎だったが、それは最近、上方から江戸に出てきた“凶族”「まむしの弥平」の一味と化していた、本当は叔父本人である彦八が、かつて半次郎の母親に世話になったお礼として、盗んだ小判から持って来たものだった。

 今回、更生を説得したのは、吉宗ではなく半次郎だった。

 彦八はまむし一族が次に狙う酒問屋をお上に密告したが、それがバレて殺されてしまう。

 そして、吉宗の役割はまむしを操る火盗改め奉行を成敗することだった。

 始めは大金に遊び惚けていた半次郎だが、小判は幕府直営の小石川療養所に寄付することにした。

 吉宗の出番が少なかった気もするが、こういう回もあってもいいのかなと思った。


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