お久しぶりです!
四月のポートランドはにわか雨が多かったのですが、昨日今日と夏のような暖かさ(暑さ?)が続いています!書き溜めていたことを今日は書きます!
四月の初めはコンサートに出演しました。初めて海外のステージで歌いました~ 曲目はシューベルト作曲の『夜と夢』。高音域でもなく、とてもシンプルな旋律のこの曲。私にはとてもとても…難しかった…。発声を駆使した人でもハードというのに、なんでまた私にこの曲を…(T ^ T)という気持ちだったのですが、先生が言った言葉を私は一生忘れないと思います。
『Saya,I throw you into the pool』
沙耶、私は貴方をプールに投げ入れるよ。
つまり…こんな感じ…笑
つまり深い水の中から這い上がってこい!ということです。未完成な状態で、更にそれを海外のステージというど緊張の中でどこまで歌えるか。この日の演奏はリスクを開拓するための自分にとって大きな新たな挑戦でした。
当日は新たな発声にまだ慣れてないのに加えて、やはり緊張からきた身体の固さで息が入らず。。しかし終わった後、今さっき歌った声や音楽をまるで鏡に映った自分をみるかのように、冷静に確認できました。逆に、これで良かった、これが自分の今の実力なんだと、そしてこういうことを知ることが今の私に一番必要なんだと。
それでも、周りの仲間や聞いていた人から温かい言葉をもらい…心に染みました。
さて、気を取り直し技術を習得すべく今も練習に励んでいるのですが、毎日が小さな発見です。そしてそれらがすこしずつ小さな自信につながってきています。それは感情的な自信ではなく、授業の中で解剖学や音声学、呼吸法などの歌や声の原理を勉強しているせいか、一声出した時、それを耳で知覚するだけではなく、身体の中がどうなっているのかイメージ出来るようになったからです。人が高く声を出していくと身体はどうなるのか、良い呼吸の身体への作用などなど。
私の場合、よく緊張したら頭真っ白!身体が言うこと聞かない!\(×o×)/助けて~笑!みたいになることが多かったのですが、これらの知識は身体や声にいいだけではなく、脳みそにも良いということが最近わかりました。アメリカにきて二ヶ月ですが、これはかなり大きな成果だなと個人的に思っています。(笑)
長くなりましたが、6月と7月の中旬は私用で日本に一時帰国します。有難いことに幾つかコンサートがあるのでお知らせします
6月7日 発寒イオン
7月2日 北海道合唱団キタラ大ホール公演にて歌劇弾がゲスト出演!
7月11日 JRタワー空のコンサート
7月12日 自主企画コンサート。(奥井理ギャラリーにて)
かなりおおざっぱですが、後日また詳細をアップします!!
今日はポートランド郊外のコロンビア渓谷に友人が連れてってくれました
初めてのバイクでしたが最高に気持ちよかったです!そしてアメリカの雄大な自然。富士に少し似たマウントフッドの雪が溶け、あちこちで美しい滝を見ることが出来ます。
最後に、しょっちゅうは食べませんがポートランドが誇る絶品ハンバーガーを… これを食べると12時間はお腹がいっぱいです(笑)