もう少しでクリスマス
3人の子どもたちのプレゼント選びは
せめて小学校卒業までは、
サンタクロースを信じさせたいと願ってたから
・・・大変だった。
どんなことがあっても
サンタが夫や私ではないと明かさない・・・。
プレゼントも隠し切り、包装紙も自作のものを苦労して作った。
子どもたちへの手紙は、もちろん英語で・・・。
パソコンで日本語を英語に翻訳させて、それを書いた^^;
息子は素直に中学生になっても、
クリスマスを心待ちにして楽しんでくれた。
2番目の娘は、小学校なんとか信じてくれた。
3番目の娘は、中学の時
ぐずぐず涙目で帰ってきた。
「ともだちがサンタクロースはおとうさんとおかあさんだって。違うよね!」
「なんで、そんなこと言うんかね?」とうすらとぼけた。
なぜ、そんなことしたのか。
こどもたちに、こども時代の夢を見せてあげたかったのだ。
クリスマスイブ・・・当然こどもたちはうきうきしてなかなか寝つかれない。
やっと寝静まった頃、あちこちにこっそり隠したプレゼントを、音をたてないように
クリスマスツリーの下に置く。
置いて私がベッドに入ってしばらくすると、
寝ぼけ眼で起きてきたこどもに驚かされたこともあった。
ある年のクリスマス。
夜中に下の娘が
「今、鈴の音がした~。」
と騒ぎ出し、天窓から身を乗り出し私と娘で外を眺めた。
お月さんがきれいな明るい夜だった。
ソリに乗ったサンタクロースがいてもおかしくないほどきれいな夜だった。
息子は、今年春、我が家から巣立って行った。
長女は学生寮に入っている。
次女は、高校2年生。
今年のクリスマス。
プレゼントどうしようかな?
こどもたちは、夢をみてくれただろうか。。。