猫とさんぽ

猫たちのこと、日々の暮らし、小さな庭のこと

あびは、軽やかに自由になった

2015年04月10日 15時23分47秒 | 

あびは、自由になった

軽やかに、大好きな高い屋根に駆け上がり、

金色に光る目で、私たちを眺め

空に続く道を、昇っていく

 

私の願いは、ただ一つ

あびが、幸せであること

 

痛いとこもなく、走れなくなった よく働いてくれた体から解き放たれて

嬉しげに、自由に好きなだけ走り回ってくれてると思いたい

 

私は、好きなだけ泣こう

あびに、この世界でもう二度と会うことはできなくなったけど

先っぽが、少しだけ鍵になったあびの長いしっぽにさわれなくなったけど

抱っこの嫌いなあびを、無理やり抱っこすることも、もうないけど・・・

 

あびは、最後まで頑張ってた

その姿を、胸にしっかり刻んで

あびに言う

あびちゃん、ありがとね・・・

ほんとうに、ほんとうに、ありがとね・・・

 

あび、今日も雨が降ってるよ。

あびのいるところは、きっと、きっと晴れてるね。

 

みんなと遊びたくなったら、遊びにおいでよ。

みんなで待ってるからね。

あびの姿に、みんな気づかないかもしれないけど、

さんぽのしんがりは、まかせるよ

いつも、みんなを守るように、さんぽの最後についてきてくれてありがとう

あびの魂が抜けた体を、花でいっぱいにして、うちの庭の真ん中に埋めました。

いつでも、あびに話しかけられる。

あびは、私が庭に出ると、いつもそっとそばにいてくれたんだ。

 

穴は、息子が掘ってくれました。

たくさんの花をつんできて、Tちゃんも、娘たちもあびを抱いて話しかけてくれて、あびにお別れを言ってくれました。

夫は、最後の夜になった晩、あびをなでて「よう、がんばっとるな」と言ってました。

特に上の娘は、あびのこと、とてもとても世話してました。

顔をきれいにして、あびのお墓に、自分で買ってきたあびの好きなものを供えました。

 

 

 

 あびがやってきた年に植えたさくらんぼ。

たくさん実をつけました。

 

見てくださって、ありがとうございます。

心に寄り添うような温かいメールも本当にありがとうございます。

 



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21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今日は! (korosuke)
2015-04-10 16:39:35
自分の手の中で温もりが消えて行くのは、辛いですね。
キット今頃、高い所でのんびりと昼寝でもしてますよ。
お疲れ様でした。
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別れ (しょうがやき)
2015-04-10 16:51:47
誰であれ生まれた時からその時に向かって歩んでいるんですね~
以前にもコメントしたことがありましたが
我が家の文鳥 ピー輔 も数年前に13年余りの生涯を閉じました
大きい壺に土を入れ墓にしてベランダに置きました
墓標 戒名も付けて・・
今も命日には手を合わせます・・

何回もの転勤に付き合ってくれ
飛行機にも船にも一緒に乗った友でした
なくなった日は 泣いて会社休んだくらいでしたから・・
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愛情いっぱい (首輪のない猫)
2015-04-10 17:04:08
ぴぴぽぽさん こんにちは
ぴぴぽぽさんの愛情あふれる文字を追うだけで涙です ・・
お気持ち痛いほどわかります 
言葉になりませんが いっぱい泣いて ・・
でも泣いてばかりだとあびちゃん心配しますから
元気になってくださいね
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あびちゃん、がんばったね (さちがんも)
2015-04-10 17:08:09
ぴぴぽぽさんの家族になれて、あびちゃんは幸せだったと思います。
ちいさい身体でがんばったんだね。いっぱいいっぱい褒めてあげてください。
私も5ヵ月前に実家にいた16才の猫を亡くしました。今は痛みや苦しみから解放され、暖かい場所で元気に遊んでいると信じたいです。
人間より短い人生、最期に後悔しないようにたくさん愛を注ぎたいと思います。

ぴぴぽぽさんのことを、東の空の下から想っています。
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Unknown (ピイ)
2015-04-10 19:18:27
今日の雨は桜散らしの雨…
あびちゃんがいなくなった悲しみの涙雨…
生きていたら、いつかは皆行く道だけど、残された者の悲しみは深い深い闇の中
でも、必ず空は晴れて、暖かいお日さまに包まれる時がやってきます。
ぴぴぽぽさんの心の中にそんな日が来るように願っています…
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安らかに。 (もっち@)
2015-04-10 20:22:18
最後までぴぴぽぽさんの後を追っていたのですな。
もう一緒に歩けなくなることきっとわかっていたのでしょう。

闘病している姿を看てお空に旅立った後は
悲しくて寂しくて。
いっぱい泣くといいです。

苦しい身体を脱ぎ捨ててキレイな身体に戻してもらって
きっとずっと見守っていてくれますよ。
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Unknown ()
2015-04-10 21:01:14
昨日から、私も涙が止まりません。。
昨年4月、私も16年余りともに過ごした愛猫を亡くしました。
広島の5年を含め10年の転勤暮らしで夫の帰宅が遅くてもちっとも淋しくなかったのは
この子が、いつも側にいてくれたからでした。
でも、何かと規制のある借家住まいは猫にはストレスだったと思います。
2年前、転勤が終わり狭いながらも自由に過ごせる自宅に帰り
余生をのんびりと過ごしてほしいと思った矢先、帰宅してわずか1年で天国に逝ってしまいました。
やせ細った亡骸と一晩添い寝して翌日埋葬したとたん大雨となり掘り起こして抱きしめて暖めてあげたい衝動にかられました。
今も雨が降るたびに、あの子が淋しくて泣いているのじゃないかと思えて胸苦しくなります。
縁あり、あの子によく似た黒猫2匹が家族となり気を紛らわせてはくれますが
一日たりとも、あの子を想わない日はありません。

あびちゃん、天国でうちの子に会ったらよろしくね。
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Unknown (しずく)
2015-04-11 00:09:02
あびちゃん 頑張りましたね
今は天国で 駆け回って遊んでるでしょう
ぴぴぽぽさん ご家族のみなさまに
とっても大切にしてもらって
幸せな猫生でした
これからもきっと あびちゃんは
側にいてくれますね

ぴぴぽぽさん 元気だしてくださいね
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Unknown (ねこじゃら)
2015-04-11 10:32:06
あびちゃん ぴぴぽぽさんのところにきて
幸せな時間を生きられましたね

あびちゃんがいなくなって ぴぴぽぽさんが泣いている姿は
ほかのコたちにもきっと
なにかを伝えていると思います

ちょっと寒くなった時期ですから
ぴぴぽぽさん 心身ともにお気をつけて
ゆっくり元気を取り戻してくださいね 
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おかあちゃんへ (アビ)
2015-04-11 10:41:48
ありがと

ありがと
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