黄色い種のPisaka

マリオの開幕クリボーで死ぬ人が、DQⅩのエンドコンテンツ系プレイヤーイベント主催者してました。色んな事に手を出す人生。

※このカテゴリーはフィクションかも※Love007

2005年06月28日 01時15分59秒 | 擬似恋愛(創作小説)
 ありがとう。どうってことないことだけど、お礼が言いたくて。でも、直接は言えなくて。心の中で「ありがとう」ってつぶやいた。

 「寂しい」と電話した私に語りかけてくれる声。すごく優しくて、とろけそう。涙でいっぱいのはずだったのに、不思議と笑顔がこぼれた。アナタの声の魔法だよ。何度も繰り返す叶わない願いに、少しでも応えようとしてくれた。ワガママな電話に付き合ってくれてありがとう。

 アナタからの間違い電話。通話履歴2分28秒。寝ぼけた声と、朝の挨拶。私の頭もちょっと寝ぼけてて、しっかり覚えてないのが悔しいよ。でも、すごく嬉しかった。心がそう感じてる。電話を切った後、起きたのに夢の中にいるみたい。変な気分だったよ。間違えてくれてありがとう。

 まるで声に恋してるみたい。幸せなのか、馬鹿なのか。私の気持ち、分かってるでしょ?

コメント
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