こんにちは。埼玉県熊谷市の無添加住宅代理店サカエプラスの長谷川洋正です。
ムクのフローリングってどうなの?
傷とか汚れとかもちろん値段も!なんて質問よくあります。
今回もリフォームでムク材を使うにあたり、お客様とお話ししましたが以外に、
ムクのフローリングと複合フローリングの違いについてご存じない方が多いと実感いたしました。
ムクのフローリングは、構成層が1つの単層フローリングでつくられたもの。かたや
複合フローリングは、合板に薄くスライスした木を接着剤で張り合わせたフローリングのことをいいます。
最近では、施工性やイニシャルコストから圧倒的に複合フローリンが使用されています。
しかし、本当にコスト面から考えて、複合フローリングのほうが得なんでしょうか?
≪無添加住宅のT次長とお客様のやりとり≫
T次長 「今のお住まいのフローリングってどうなっているか知ってますぅ?あのスジって彫刻なんですよ!
そのあみだくじみたいになっている所って、あれが彫ってあって彫刻みたいなもんなんです。」
お客様 『へー。こん~な大きな一枚の板なんですか?』
T次長 「そうなんです。そこの大きな一枚板に溝を彫って一枚一枚に見せているんです。知ってますぅ?
その大きな板は貼り合わせなんですよ、接着材で薄っすい板を貼り合わせた合板なんです。」
お客様 『あっ、横から見ると、薄い板が1枚1枚重なって...これが全部貼り合わせてあるんですか~!』
T次長 「はい。木っていうより接着材のかたまりみたいなもんですよね。それでね、20年ぐらい経った家の床って ボヨンボヨン。
トランポリンのようにしなる部分があったりするんですよねぇ。あれって、薄っい貼り合わせの接着材の効果が切れた
合板で“ケーキのミルフィーユ”のようになってたんですよ。」
お客様 『ホンマですか~!!なんかショック~。』
T次長 「ここにね。こんな写真があるんですけどね、コレはウチの社長(秋田)の家の写真なんですけど何年かたつと
フローリングって表面の塗装が剥がれて、めくれてきたりしますね あれが合板のフローリングなんですよ。
窓枠なんかも表面がシールみたいなものなので一旦剥がれ出すと止まらないんですよね。」
お客様 『いまの。家もそうです。そうだったんだ~。』
T次長 「でもね、こっちのムクのフローリングはね 木のかたまりで一枚一枚バラバラなんですわ、これを床に、
一枚一枚貼っていくんですわ。」
お客様 『そら、手間ですねぇ。』
T次長 「そ~なんですよ、手間なんですわ、それがムクのフローリングなんですよ。」
お客様 『でも、ムクのフローリングって手入れはどうなんですか?』
T次長 「このあいだね、子供が古い懐中電灯を振り回していたら中の電池の液がこぼれて床にタラ~ッと落ちちゃったんです。
こりゃえらいことだ!どーしよーってパニックになったんですね、あんな、ネバネバした液体が床についてしまって、
もう取れないと思ったんですが、よく拭き取って、サンドペーパーをかけたらすっかりきれいになってほっとしました。
それで嫁が、ムクのフローリングっていいねぇって、初めて感心してくれたんですよぉ。』
何かあっても、ムクのかたまりって削ることができる。
そして元に戻すことができる。
年月とともに深い味わいが出てくる。
そう考えると、最初のコストだけで
判断しない方がいいかもしれませんね。
埼玉県熊谷市に無添加住宅をサカエプラスが広めます!!
サカエプラスは埼玉県熊谷市の人々、とくに未来ある子供たちのために良好な環境改善を目指します!
サカエプラスはチームマイナス6%に参加しています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます