
良く晴れた10月の日曜日
誕生日に話題のPasta店に出かけた
青空が秋の色をしてて
彼女はいつもと変わらず 母親の愚痴や飼ってるペットの話 最近お気に入りのコンテンツのコトを助手席で喋ってる
ハンドルを握る僕はそれを聞きながら頷いてた
長いバイパスを高速見たいに走る車と遠くで白く浮かぶ雲が
今まで起こして来た罪や過ち悲しみを全く知らないかのように流れて行く
これからは2人の明るい未来の為に
眩しすぎる光のようなこの世界の中で
祈りと願いを込めて
せめて今日だけはあの広い空の様に世界に溶けて平和で
過ぎて行った過去は消せないけど
今度はみんなを幸せにできる存在でありたいと願いながら
いつまでもこんな幸せが続きますようにって願いながら
また一年後もこうやってハンドルを握っていられますようにって願いながら
なんだか少し感動して涙が流れそうになったけど我慢して
僕は車を飛ばした
空が秋の色を深める頃
良く晴れた10月の日曜日
君の誕生日にパスタ店に2人で出かけた
誕生日おめでとう
この言葉がまた来年も言えますように
心からそう思った