宇宙が終わっても残っているもの

叫び声










あの美しい季節が全て過ぎ去り

夢のようにどこかに消えて行った後からやって来る

本当の自分を見つけた時

流れた時間を振り返るより

永遠の光の中の輝きに触れる

登りきれなかった大きな壁が突然壊れたり

魔法の扉が空いて次なるステージに進んだりはしない

ずっとそこにあった

ほんとの自分自身に触れて

ただ ただ思い出すだけ

形なんて無くて無色透明かもしれない

毎週変わるあのコンビニのスィーツのように夢中になれるかもだし

きっと何もかわらないかもしれない

だけど そこに ここに 確かに在る それに

触れたなら大いなる生命の叫び

歴史と時間を飛び越えた一つなるもの

輝きを求めていた 安らぎを求めていた 恐怖からやってくる防御に幻想を見て

ずっと忘れていた

生命の叫び声が聞こえて来る


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