我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

スーパーカーに乗ってあの日々へ ~太平洋ベルト全通篇~ -其ノ七-

~続き~




そんなこんなでなんだかんだで熱帯植物の館を退出し植物園の奥へと。
はえ~、立派な庭園付きの屋敷があるんですなぁ。
いやはや雅かな雅かなと感心…したと思ったでしょう?否!!



隣の池に一目散に駆け出し、ずっと観察!!


どんな水生生物が棲んでいるのか、
水際にどんな水生植物が生えているのかと真剣に。
どんだけ水属性の人間なのかよと。

趣味でビオトープをやっているとそうなってしまうのよ。
色々と参考にならないかと。





そんなもんだからメインストリームを歩かずに文字通り脇道を
水辺のある脇道をひっそりとただひっそりと。

現実の社会でさえ人目にこっそりと生活している人間なのに。
性格の問題なのか誰も居ない方へ行く習性があるらしい(趣味もサブカル傾向)。
おとなしい生物ですよ、自分?(見た目はインパクトあるらしい)



満足するほど水辺を観察して奥まで行き踵を返す。
物凄く偏った見方をし過ぎたと反省するも後悔しない。
そもそも雨の中に来る場所ではない(笑)。




動物園側に戻ってテキトーに歩き、まず狸の厩舎に。
もの凄く哀れみな目で自分を見つめる狸。
完全に同情されてる感に苛まされる。


…雨の中に佇む野郎が独りだもんな、しょうがないね。


しばらく睨めっこして狸とはお別れ。
狸に化かされてはいないが馬鹿にされているような、うむむ。
今までにない屈辱感だ(なら来るな)。



『小鳥とリスの森』では飼育員の日本語が不思議な注意書き(?)に
困惑しながらもリスを探したがやはり見つからず。

…今日は肌寒いんだが?夏から書きっぱなしか?
「リスは熱い」の間違えなのか?リスは松岡修造みたいな奴なのか?
熱血野郎は木の上が好きなのか?豚もおだてりゃ木に登るのか?(関係ない)
それにしても雑なイラストだな(急に現実にターン)。



代わりに此の子ばかりを見つけてカシャカシャと狂った様に撮影。
むしろ此の子達が過半数だった。
派手そうに見えるが…改めて見ると見事な保護色だな。

野郎が独りで此の中をウロウロしていると逆にだよ。
彼らからしてみれば自分の方が見世物だよね、全く。
「オイオイ、変な生き物が来たぞ、しばし観察してみようぜ」みたいな。

それぐらい他の客に会わない此処は雨の東山動植物園。
しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん。



~続く~
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「想い出回想録」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2021年
人気記事