その昔、京・伊勢・江戸から越前、加賀には北国街道の難所栃ノ木峠。京・敦賀・若狭からは北陸道の難所木ノ芽峠か山中峠を越える。
どの峠を越えても今庄宿で1本の道になる。
明治になると宿場制が廃止されますが、鉄道の時代に。
今庄は敦賀ー福井間の峠越えに挑むため、蒸気機関車の連結・取り外しを行う鉄道基地として発展しました。
南条から敦賀までは雪が多い山岳道路だ。
今回、旧北陸線今庄トンネル群(山中峠)を見に行くのに今庄インターで下りる。
今庄駅にて
今庄は北国街道の中でも大きな宿場町だった。
造り酒屋が十五軒(現在三軒)もあった。
お伊勢参りや京、大阪に行く時は必ず通った。
今庄駅にあるジオラマ
この今庄という土地には何かある、
初めて来た時から、
何かおれとのあいだに、
説明することのできない
つながりがあるように思った、
山本周五郎「虚無遍歴」