2011年7月刊行 『上を向いて歩こう』 著者 佐藤 剛
リリース
1961年10月〜上を向いて歩こう
1962年〜いつでも夢を
1963年〜今日は赤ちゃん
1965年〜さよならはダンスの後に
幼い頃よく流れていました、好きな曲です。
その中でも『上を向いて歩こう』はその後もずっと聞こえてくる曲だった。
聴くと幼い頃の風景が朧げに浮かぶ。
そしてホッとさせてくれる曲です。
エレジー(悲歌.哀歌)なのに坂本九が前向きに明るくそれも当時では珍しい歌唱法で歌っている。
この歌は東日本大震災の応援歌、1月1日の能登大地震の鎮魂歌であり、復興を目指す人達の力にならんことを。
作曲 中村八大 作詞 永六輔
涙が こぼれないように
思いだす 春の日
一人ぼっちの夜
上を向いて 歩こう
にじんだ 星をかぞえて
思いだす 夏の日
一人ぼっちの夜
幸せは 雲の上に
幸せは 空の上に
上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら 歩く
一人ぼっちの夜
(口笛・・・・・)
思い出す 秋の日
一人ぼっちの夜
悲しみは 星のかげに
悲しみは 月のかげに
上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら 歩く
一人ぼっちの夜
一人ぼっちの夜
この歌詞の生い立ちは?
①60年安保の闘士だった永六輔。
「思い出す春の日」からは春三月、三池炭鉱での労働争議のさなかに暴力団員に刺殺された炭鉱労働者、久保清を、「思い出す夏の日」からは夏六月、機動隊との激突で命を奪われた樺美智子を、「思い出す秋の日』からは秋十月、右翼の少年に刺殺された浅沼稲次郎・社会党委員長を、そして十一月に獄中で自死した犯人の少年、山口ニ矢のことをも、僕は永六輔の氏から想起せずにはいられない。と著者は書いている。
②中村メイコに惚れていた六輔さんは中村メイコが神津善行と結婚すると聞かされて涙をポロポロとこぼした。
こちらが有力かな。