「白山クラブ」は通りから路地に入った
金沢で1番の繁華街、片町の雑居ビルにあった。
そこは宇宙軒食堂よこの少し薄暗い階段を上がった上階。
高林白山人先生が元気で居られ
息子さんの高林共平先生が師範代
私は中学生
白山人先生に星目置いての指導碁
よく褒めていただきました^ ^
しばらくして共平先生に教えて頂くようになりましたが
なかなか勝たせてくれません。
共平先生に星目置いて勝てる様になれば
「初段」と言われていました。
あの頃、片町や香林坊に碁会所が幾つもあり
瀬戸谷京先生も香林坊でやられていた。
その後、白山クラブは野町広小路を少し下りた所に移転した。
下の階では共平先生の奥様が小料理屋を
していた。
なのでお酒も飲めて対局も出来る
ある意味素晴らしい環境だと思います。
共平先生は北陸の虎の異名をとっていた。
プロ棋士が北陸に虎狩りに来ても返り討ち!
圧巻は「週刊囲碁」(新聞)の主催するプロアマオープン戦で関西棋院の東野九段の大石を仕留めた時。
東野九段は後年1979年にNHK杯で優勝
私には、その時の雪辱をNHK杯で晴らした様に思えた。
現在は囲碁教室的な所が多く、一杯やりながら
食事しながらという碁会所が無くなった。
コロナ禍で尚更ですが。