ヒメコさん、今を生きる。第5話

『あ、ゆきちゃ〜ん❣️おはよー💕』

朝から、う、う、う、羽交い締めー？

だ、だあれ〜？ちょと苦しいわ、、、と、ジタバタしていたらね、『バアー。ふふふ‥』って、ヒメコさんだったのよ〜。ふう。

ヒメコさん、今朝はとってもスッキリされていらっしゃるわ。あ、それにね、とってもお綺麗だわ。

あ、あ、あ、あ〜〜

ヒメコさん！凄いわ。

猫ツボをよくご存知なのね〜ゆ、ゆ、ゆきの好きなツボはね、1番は喉よ。2番目は耳全体よ。あ、鼻筋もいいわね〜あー気持ちいいわー。

マタタビいらずよ〜あ〜困るわよー喉がなる〜。

ふーゴロゴロゴロゴロ、、、、

あ、『ゆきちゃん、きのうはありがとう〜〜↗︎↗︎↗︎』

なんか、テンションがスゴイワ。

ヒメコさんがおっしゃるにはね。

『ゆきちゃん、私ね、もう昔時間に囚われるのやめたわ。だからね、今の自分時間をしっかり生きるわ❗️約束するわ。

きのうゆきちゃんとお話しした後ね、秋なのにたんぽぽ綿毛が窓の外をフワフワ飛んでいったのよ。

そしたらね、不思議と心がスッキリ、ハッキリしたのよ！』と‥‥あ、あ、あー、ヒ•メ•コさ、さ、ん、ゆきをまた毛玉のように扱ってるわよーグシャグシャにしてるわよ〜。でもね、私、何だかとてもうれしいのよ。だって初めて、人様のお役に立てた気がするの。ただ、話しをお聞きしていただけだけど。ふふふ。

私こそヒメコさんのいろいろをお聞かせいただいて学んだのよ。

ありがとうヒメコさん！

ゆきもしっかりと今を生きるわ✨

何だかス•テ•キな予感がするわ〜チャトさん❣️

宇壷家の下宿人、天野ヒメコさん。第4話

　みっちゃんのお宅はとても広いのよ。

下宿をされている方が8人もいらっしゃるの。

今日はね、南側のお部屋にお住まいのヒメコさんが私をお部屋に招いてくださってね、私ヒメコさんとご一緒に日向ぼっこをしたのよー。

ヒメコさん、私にたくさん話しかけてくださって、

とても楽しかったのよ！そしてね、どんなお話をしたかと言うとね、ふふふふふ。

それが本当に面白いし、なんだが聞いた事ないような不思議な事をおっしゃるのよ。

あーもったいぶってしまうわ〜。

だってね、ご自分が計算が苦手な事を前世の影響だっておっしゃるのよー？？？

昔々も大昔、ヒメコさんは印度の神様の奥さまだったらしいんだけど、悪魔に見初められてしまってね南印度のジャングルに連れ去られてしまったらしいのよ。

それから12年くらい？囚われの身だったそうよ。

そしてね、来る日も来る日も王様が助けに来てくださるのを待っていたんですって。でもいつしか待ち侘び疲れてしまって、それ以来、月日や時間の感覚がなくなってしまってか？今も計算がお出来にならないらしいの。

ヒメコさん、こんなことも言ってたわ。『私ね、ゆきちゃん。だから人生の計算も出来ないダメ大人なのよー。だけど、私もゆきちゃんと同じで、みっちゃんにお助けいただいて救われたのよ。ゆきちゃん、私たちしあわせものよね』うんうん（涙）。

私も捨てられた時ね、頭も心もポツンとした感覚だったわ。

時間が止まって、体がカチンとしてきてね、冷たい風だけが吹いてるの。少しだけど、ゆきにも理解できるわ。ヒメコさんもお辛かったのね。（涙）

そうそう、それにね。ヒメコさんたらね、お可愛らしいのよ！お辛いことがあった日には、お花畑で昼寝をしているムーミンのお腹に顔を埋めてね、『ムーミン！聞いて〜』と言っては度々、お昼寝のお邪魔をしに行ってたらしいのよーほんと凄すぎるわ❣️野次猫ゆきもお手上げよ〜素敵だわ。

私もぜひお昼寝しいるムーミンさんを起こしてみたいわ。そしたらね、ムーミンさんが目をこすりながら起きてくださってね。『ゆきちゃん、一体どうしたんだ〜い？』って、わたしも言っていただきたーい！

もーワクワクしちゃう^ - ^🙈

今度、ヒメコさんに行き方教えていただこうかしら。

でもやっぱり私にはチャトさんがいいわ❣️

ゆきちゃん、宇壷みつこさん、ヤサグレチャトさんのお姿を作成中

　現在、ゆきちゃんを始め、宇壷みつこさん、茶トラ猫のチャトランことチャトさんのお姿を作製中です。

しっくりと来ましたら稚拙ながら見ていただけたらと思います。

よろしくお願い致しまーす

ゆき、浮かれて声が枯れる。第3話

　あら、お隣にはワンコがお住まいなのね！

と、言っても宇壷家は、広大な敷地を有しているから、私が言うお隣さん？お向かいさんは、道に面した宇壷家のギャラリーにある、私お気に入りのフカフカベッドで寛ぎに、聞こえてくるワクワクなお話しなのだけれど‥

あら？

まあ〜なんとも甲高く、鋭く響く鳴き声‥‥

あー素敵ね〜。憧れちゃうなあ。

私たちニャンコには到底だせない声だもの

でもちょっとやってみようかしら。

ニャ〜ワ〜ン　ニャワ〜ンっとね。

ふふふ、ニャンコの遠吠？にしては、あーやっぱり無理があるわね。

さっき無理して鳴いてみたから、声がかれてしまったみたいよ。

そうしたらね。みっちゃんがすごーく心配してくれたのよ！

私ね、とーってもうれしかったのよ、みっちゃん！

でもね、危なくモーUQ@ワンニャンコの病院に連れて行かれるところだったのよ。

フゥーあぶない、あぶない。

私ね、お医者様は苦手なのよ💦💦

トラウマがね。💦

あ、モーUQ@ワンニャンコの病院は因みに亀と鳥も診るよーの病院らしい。それにね、みっちゃんがおっしゃるには、モー先生は名医らしいの。

でも私、痛いのはダメなのよー*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

ちょっとだけ興味はあるけれど‥‥

これからは、みっちゃんに心配かけないようにしなきゃね。

私、少し浮かれすぎたわ。

あれ〜、何かしら？ピーヒャラ、ピーヒャラ、テンツク、テンツク？おかめとひょっとが？般若と鬼が？って、みっちゃん唄ってるわ。それにみっちゃんの頭に開いた穴に音符が吸い込まれているわ。不思議よね。あ、そうそう、この歌はと言うとね、お祭りに気を取られたおじさんとおばさんの溜め息が出ちゃう歌らしいわ。なかなか頭から離れないし、ついついニャワニャワ言ってしまうのよね〜↗︎

ダメよ！今は喉を休めましょ。

それに少しずつご近所さんの事が知れて、とても楽しみだなあ。ふふふ。

あ〜寝落ちしそうだわーモーU…チャトさんzzz

ヤサグレチャトさん/旅ガラス編

今日は雨降りなのねー。

空想？妄想？ファンタジーの世界にひたれるわ〜なんだか気持ちがふわふわしてきたわぁーふぅ〜。落ち着くのよ、ゆき！

さすがにこの雨じゃ、チャトさんもお外には出られないわねーっと思っていたらなんとチャトさん、

ずぶ濡れで帰ってらしたのよ〜。あーやっぱりあのヤサグレた感じがす•て•き➖⤴︎

嫌だわ。

私ったらはしたない。

あ、そうそうチャトさんてね、なんだか旅ガラスって感じがするのよねー。

三度笠に道中合羽、草鞋がきっとお似合いだと思うの。

それに悪党どもと戦った時に負った、目に刀傷なんかあったら、もー最高にカッコいいわね。

正義の味方チャトさ〜〜ん❣️って感じ。

それにね、『わ•た•し、チャトさんに助けていただきたいのｫ↗︎』ああ私、大丈夫かしら。

もうこうなったら空想劇場の始まりよー

　

　そー私がね峠茶屋の孫娘で、毎日お爺ちゃんが作ったお団子やお茶をお出しするの。

そんなある日、私たちならず者に襲われてしまうの。そこへ、無愛想な旅ガラスチャトさんが私と

お爺ちゃんを助けてくださるの。

なんだか、恋が芽生えそうよね〜そう思わない？

ふふふ。あ、失礼❗️だめね、私チャトさんと出会ったばかりなのに••ごめんなさーい💦💦

私がなんで時代ものに詳しいかというとね。

『すみちゃんお婆ちゃ➖ん』シクシク（ ;  ; ）

あー涙がとまらないわ。

前の飼い主さんのすみちゃんお婆ちゃんがね、時代劇がお好きだったからなのよ。

私ね。毎日、すみちゃんお婆ちゃんのお膝に乗って、一緒に時代劇を観てたからなのよ。

それで人情ってものを私、教えられたの。

でもね、すみちゃんお婆ちゃんがお亡くなりになってしまって、私ね、すみちゃんお婆ちゃんの息子の嫁にいきなり、捨てられてしまったのよ。

思い返すだけで、私、悲しいわ。

でもね、今はみっちゃんやチャトさんにも出会えたし、前向きに生きなきゃね。泣いてなんかいられないわ。私を助けてくださったみっちゃんのためにも、私、頑張るわ。

お星さま、すみちゃんお婆ちゃん！私を見ていてね！

キリッ、キラリーン✨