野次猫ゆきちゃんの日記

野次馬な猫のゆきちゃんが日記風に語る物語や
日常のよもやま話などなど^_^

ティエマイ情報/梅雨期に…季節が合わずですが/番外編、七夕でゆきちゃんすみちゃんお婆ちゃんに合う!も、よろしくお願いします!

2023-06-15 12:32:00 | 日記風、猫物語。ファンタジー猫物語、空想猫物語
 物語が季節に合っておらずですが
しばしお許し下さい!
 今の時期に書きたくなり、秋からの設定での始まりとなります(>_<)

 今、番外編で七夕のお話も書いておりますので、どうぞよろしくお願い致します!

第10話 ゆきちゃん、パトロールでヒバカリ蛇親子と出会う!

2023-06-11 23:30:52 | 日記風、猫物語。ファンタジー猫物語、空想猫物語
 『ゆきちゃーん!そろそろお庭に出たいんじゃない? それに竹林がキラキラしてるわ。
どうやらお庭でゆきちゃんを待ってる方がいらっしゃるみたいよ!ふふふ。さあ、行ってらっしゃいな。』
 あーみっちゃん、ありがとう!
 ニャーンっとスリスリしてと!『行ってきまーす!』あ、いったいどなたが、ゆきを待ってらっしゃるのかしら? 楽しみだわ。

 興味シンシンで、パトロールを兼ねて、西側の竹林の方から行ってみましょう!
確か竹林の近くに古墳があるのよね。
 あら?竹林がキラキラしてるわ。
それに、キラキラがゆきの方に近づいてくるわ。
え、え、なあに? え、あら〜ニッキちゃんだったのねー! こんにちは♪  『こんにちは!ゆきお姉ちゃん!この間はありがとう!』 お姉ちゃん?
ステキな響きね! あ〜嬉し恥ずかしいわ(//∇//)
 こちらのキラキラとされたお方は? 
どなたかしら? ペコリごあいさつ∩^ω^∩
 『こんにちは!あなたがゆきちゃんね!
私はニッキの母のチョキです。
私たちヒバカリ蛇(竹根蛇)は、代々こちらの宇壷家で西側の竹林をお守りしているんですよ。
 今日ゆきちゃんをお待ちしていたのはね、
先日、息子のニッキが、カラスさんに襲われている所をお助け下さったと、ニッキから聞いて、
どーしても私たちが穴籠もりする前に、お礼だけでもお伝えしたくて。こうしてお待ちしておりました!  改めまして、ゆきちゃん!
 ニッキをお助けいただき、ありがとうございました!』 『あ〜そうだったんですね〜。ニッキちゃんもお元気そうで良かったわ。
それにね、カラスさんにはゆきのおやつ🍭をね、
ふふふ、半分個しただけですよ〜だから大した事は何もしてないんですよ(//∇//)
 それにしてもチョキお母さんの頭の上に七色の木葉が乗っててね、キラキラしててステキー、見惚れちゃうわ〜。
あ、ダメダメお話し中よ!ゆき!集中!
『ゆきちゃん!なかなかお出来にならない事をしてくださいました!カラスさんも傷つける事なくお互いに最良の方法でお助けくださった事、私、宇壷家の守巳としまして、深くお礼申し上げます!』
なんだか、私恥ずかしいわ、うれしいわで〜
あーまた爪研ぎしたくなってきたわーフウーっと、堪えてっと…💦💦

 『あーやっぱり、ゆきちゃんはステキな光の持ち主ね!ニッキ!ふふふふふ。』
 何が何だか、分からなくなってきたわ。
でも良いことをしたらしいし、ニッキちゃんとチョキお母さんにもお会いすることができて、
あーもーパトロールサイコーよ!
 
 『ゆきお姉ちゃん!ありがとう!
僕が、お母さんの言うことを聞かなかったから、
いけないんだ。でもお母さんと一緒に無事に穴籠もりできるから、本当にありがとう!ゆきお姉ちゃん!春になったら、遊ぼうね!』
 『それでは、ゆきちゃん。私たち、そろそろ参りますね。 また春に!』
あ、チョキお母さん!ゆきでよければ、竹林もパトロールしますよ!
 『ゆきちゃん、ありがとう!なんて心強いのかしら。(涙)よろしくお願い致します。』
 了解しました〜!行ってらっしゃーい!

秋って何だか物寂しいわね。
あ、でもみっちゃんが言ってたわね、
『ゆきちゃん、皆んな穴籠もりしてしまうでしょ、だから、お見送りとお元気にお戻りいただけるよう、祈りを込めて、12月になったらクリスマスの飾り付けをして、キラキラさせましょ!』
 みっちゃんってやっぱりお優しくてステキだわ!
 




 

ティエマイ情報/みっちゃんのウツボカヅラ

2023-06-10 22:16:00 | 日記風、猫物語。ファンタジー猫物語、空想猫物語
 宇壷家みっちゃんのウツボカヅラです。
上手く描けませんが、私がイメージしているウツボカヅラです。
 みっちゃんもただいま、製作中です!
 
 よろしくお願い致します☺️
 
只今、『野次猫ゆきちゃんの日記』物語
第1話から10話まで読み切り連載中。







第9話 宇壷みっちゃん、頭の蓋の謎。

2023-06-09 12:54:00 | 日記風、猫物語。ファンタジー猫物語、空想猫物語
 みっちゃん、今朝はもうスッキリなさっているわ。あー良かったわ。『あら〜ゆきちゃん!おはよー!
昨夜はぐっすり眠って、もうこの通り元気よー☺️  ゆきちゃん!朝食の後で私とテラスでゆっくりしましょう。私の頭の蓋のお話しをするわ!
ぜひゆきちゃんには聞いてほしいのよ。』
 え、私でいいのかしら、それにみっちゃんにはお見通しのようだわ。私が言葉が分かることが…
アハハ💦💦でもねみっちゃん、私うれしいのよー。
すみちゃんおばあちゃんがお亡くなりになってから、私、ひとりぼっちだったから、こうしてみっちゃんとまた一歩、お近づきになれてゆきは幸せよ。
それに宇壷家はとても神秘的でステキなお家なのよ!ワクワク…

 『あーゆきちゃん、来てくださったのね〜。
うれしいわ。あのね、ゆきちゃん、私の頭の事なんだけどね。代々、宇壷家は女性当主なのよ。
 私の夫は2年前に亡くなってしまったんだけど、私や宇壷家のお役目を全て知った上で、私と一緒になってくださったのよ。
それに穏やかで優しいステキな方だったのよ。
 宇壷家の女性はね、代々この地域の方々と土地、それに宇壷家をお守りするお役目を賜っているのよ。だからね、どんなに些細な事も私が受け入れていくお役目なのよ。』
み、み、みっちゃん、凄いこと話されているわよー。💦
   ゆきも真剣にお聞きしなきゃ!
 『そうそう、ゆきちゃんには私の頭の蓋やお山が見えているようね。左側の頭にあるのはね、ウツボカヅラという植物の蓋でね、代々宇壷家の長女に伝授されるもので、その蓋の下はね、袋になっていて、そこへは良い事も悪い事も受け入れてくれる未知の袋なのよ。一度受けたものはというとね、良き事も悪しきことも全てを浄化してくれてね、ぜーんぶ喜びにかえて、世の中に放出してくれているのよ。
 私の場合はご先祖さまがね、植物の神様から賜ったお約束事をお守りする、とても大切なお役目を微力ながら担っているのよ。そしてね、このウツボカヅラに諸々を取り込んで、この地域の人々の安寧のためにお仕えしているのよ。
 あ、そうそう私にもね、花蓮という娘が一人いるのよ。今はね、ハープ奏者として世界を巡っているのよ。
戻ってきたら、ゆきちゃんに紹介するわね。
あ、ゆきちゃんのことは花蓮も知っててね、早くお会いしたいと言ってたわ。ゆきちゃんに1番に紹介するわね!ふふふふふ。』

 えーみっちゃんにお嬢様がいらしたのねー。
みっちゃん、私とーってもうれしいのよー涙涙よ〜。
私も花蓮さんにお会い出来るのを楽しみにしているわ〜🥰しかし凄すぎるわ〜。
みっちゃんって、卑弥呼〜〜えー現代の卑弥呼かしら〜?すごいわ!!あーもーゆき、ワクワク、ドキドキがMAXよー!
 『そうそうゆきちゃん、宇壷家の庭にはね、小さな古墳があってね、代々とても大切にお守りしているのよ。』あー卑弥呼感、否めないわ。
 『来週、その古墳の祭祀をするのよ。現代はあまり行わないらしいんだけど、私はね昔の古墳を大切にしたいの。だってね、これはお墓なのよ。
ゆきちゃん、お家にお墓があったら、その方を敬いたいじゃない。それも私が賜っているお役目の一つなのよ。あらあら、私ったら沢山、お話ししたわね。
 ゆきちゃん、お疲れでしょ?聞いていただいて
私、とても嬉しいわ。これからもよろしくお願いしますね、ゆきちゃん!ありがとう!』
みっちゃん、私、ぜんぜん疲れてないわ。むしろ、もっともっとお聞きしたいわ!
『これからは、私も宇壷家とみっちゃんのお役に立ちたいわ。』とゆきね、心に誓うわ!!
そうだ、今からパトロールも兼ねて古墳を見に行こうかしら。
たしか、竹林にあるってみっちゃんいってらしたわ。さあ、またまたワクワクが止まらないわ。
さあ、パトロールパトロール。

第8話 ご婦人の会、あやめ会で宇壷みっちゃん煙を噴く。

2023-06-07 10:56:00 | 日記風、猫物語。ファンタジー猫物語、空想猫物語
 みっちゃん、今日は朝からお忙しそうね。
なんでもね、みっちゃんのお友達が宇壷家に、お集まりになるらしいわ。あ、そうそうあやめ会とか言ってらしたわ。とてもお淑やかな会かしら?
ゆき、井戸端会議好きだから、堪らないわ〜。
とても楽しそうな会なのに〜。
なぜかみっちゃん、溜め息をついているのよー😮‍💨どうされたのかしら?

 『あーゆきちゃん!私、優つだわだわ。ハア〜。
あやめ会の皆さん凄いのよ。フウ。皆さんね、悪い方たちじゃないんだけど、愚痴と悪口の塊なのよ。
私の頭、持つかしら?まあ、人助け?だと思って、
頑張るわ😤』。
えーそんなに鼻息荒くしなきゃダメなのかしら?
ご婦人の世界も大変そうねー。
とてもあやめのイメージとはほど遠そうね〜。 

『みっちゃん、頑張って〜ゆきが付いているわよー』そうだわ。私、会合の間、みっちゃんから絶対離れないで、そっとお守りしなきゃ!💪猫コブよ〜うふふふふ(o^^o)

     ピンポーン
 『はーい!皆さん。いらっしゃーい!
どうぞ、お上がりくださいな?』
 『あらー相変わらずお高そうなインテリアだことー。』ですって!
まずこの出だしからして、アウトなかんじよねー。
心配だわ。
 宇壷家はね、大正時代に建てられたフランス風の洋館なのよ!レトロ感満載ですごーく素敵なの!昔はね、舞踏会も開かれていたんですって
もう、私の空想はMAXよー。だって私も貴婦人になって腰を絞ったドレスとおおきな羽🪶のついたお帽子を被って、舞踏会にでて見たいわ〜。
あーステキ!あ、でも大きな羽🪶は私にとってね、猫ジャラシみたいなものだから、ダンスのお相手がいなくても1人でクルクル回ってしまいそうね。
あーあ、恐るべし猫魂アハハ😅
そうそう空想も大概にして、あやめの人たちを見張らないと!任務、決行よ!ゆき。キリッと。
ほうら、早速一番手がきたわ。

 『ねーねー聞いてよ。うちの旦那ったらね、だらしがないのよーズボンとパンツと靴下、ぜーんぶ一緒に脱ぐし、汚いし、臭いし、もー離婚したい!』
 
 『私も聞いてちょうだい!姑がね、ワガママでさ、私を家政婦扱いするわ、ご飯がまずいだの、ほんと小煩いのよ。口は出すくせに、金は一切出さないのよー。ほんとガメツイの。あーやだやだ。』

 『うちなんかさ、嫁がねー見事になーんにも出来ないのよ。そのくせスタイルばっかり気にして、私にも肉食べさせてくれないのよー。』
あの体形、十分だと思うけど😥

 『あ、うちの孫がねー東大の医学部に入ってねーうれしくって!』『あーうちはねー、』

 あら大変、みっちゃんの頭の蓋が全開だわ。
あー、あー、何?まさか、このグチグチを吸い込むのぉー?みっちゃん、大丈夫かしら?あー吸い込んでいるわ、黒くて左巻きの渦巻き😵‍💫がたくさん吸い込まれていくわ。イヤー怖いわ😖

 『あらもうこんな時間?そろそろお開きにしましょう!』
 『あー何だかスッキリしちゃったわ!楽しかったわ。』
 『私も何だかサイコーな気分よ。』
 『やっぱりあやめ会の皆んなとお話しするのが一番ね!それに場所がサイコーよね!ふふふ』って、みっちゃんが心配だわ。皆さんスッキリされてらっしゃるけれど。
 人には見えないみっちゃんの頭に開いた未知のホールが、皆んなの憂さを吸い込んでくれたお陰で、皆んなスッキリサッパリしたのよ!いい気なもんね。

あ、あ、あーみっちゃん。なんとみっちゃんの頭が〜、いつも頭の左上に開いてる蓋のところに、何と今は小さなお山が出現しているのよー!
凄いわ!みっちゃん!
それにね、噴火口からうっすらとした煙を噴いているのよ。大丈夫かしら?と思ってね、私、みっちゃんにスリスリしてみたのよ。
 『あ、ゆきちゃん。今日はずっと一緒にいてくれて、とても心強かったのよ。ありがとう!
それにね、あやめの方々の黒い渦巻きなんて、そう大した事ないの。だってね、幸せの裏返しの話だもの。いろんな事に守られていることを忘れてしまっててね、ラブ&ピースの心がうすくなってるの。
だからね、感謝を忘れてて黒い渦巻きになるのよ。
ただ、それだけの事よ。お山が薄煙を噴いているうちは皆さんのご家庭もまあまあ平和を保てるわ。
かわいいもんよ。ふふふ。ゆきちゃんに心配かけたわね。そうねぇ、あと1時間くらいで元どうりになるわ。あ、ゆきちゃんにはお山が見えているのね。』

 良かった〜噴火しなくて!フウ〜
あ、今日は確か壬辰(みづのえたつ)の日だわ。
そう、とっくりさんとえりまきさんご夫妻が穴籠もりされる日だわ。確か辰の刻よね。みっちゃんも大丈夫そうだし。お見送りしなきゃ。

 『とっくりご主人様〜えりまき奥様〜。』
 『あら、ゆきちゃん!いらしてくださったのね。うれしいわ。ゆきちゃん、これから寒くなるから、かぜを引かないようにね。
暖かくなったら、またお会いしましょうね。』
 『はい、えりまき奥様〜涙』
 『ゆきちゃん、チャト君とパトロールを頼むよ!』
 『はい、とっくりご主人様!』
 『いってらっしゃーい!』
何だか涙が出たわ。
 ご夫妻はね、宇壷庭の御神木、大楠木の祠で穴籠もりされるらしいわ。それにね、ご夫妻がね、夕陽に照らされてキラキラしてらして、何だかゆきはとてもおセンチになっちゃったのよ。
 泣いちゃダメよ、ゆき!
パトロール隊員になったんだもの。
 とっくりご主人様とえりまき奥様の代わりに、この土地をお守りするわ!
ゆき、頑張るのよ💪
そ•し•て、お外周りはチャトさんに、お•ま•か•せよー!ニャワーン↗︎↗︎↗︎