大ちゃんが死んでしまった
中ちゃんは、大ちゃんより痩せてて
同じくハチワレで甘えん坊だった
中ちゃんと大ちゃんは
私が通っていたそろばんへ行くとき
いつも付いてきて途中の
公園の木の下で1時間、待っていてくれた
初めは驚いた
木の下にいるから。
でもそれが当たり前になり
毎回、そろばんのたびに
木の下で待っていてくれて
一緒に駐車場に帰った
そんな中ちゃんもいつの間にか
姿が見えなくなり
ある日の母親の言葉…
「よくこの辺にいた猫、あの信号のところで車に轢かれて死んでたわよ。」
と聞いた
私が可愛がっていたのを知っていたのか
探していたのを知っていたのか
その場所は、そろばんに行くときの
公園がある信号で…
死んじゃってたんだね。
だからいなかったんだね
その時もふーんとだけ答え
一人で泣いた
小ちゃんも、いつの間にかいなくなり
私は、小ちゃんはとっても小さくて
かわいかったから誰がか連れて行ったんだと思っていた
どこかで安心感があった
その後も子供から成長していく中で
家の近くに来る猫たちには
ご飯をあげて、バイトをするように
なってからは避妊、去勢手術を
原チャリに乗せて連れて行っていた
振り返ると
なんだったんだろうな
あの子達の気持ちは。
大ちゃんに中ちゃんに…
ベビースターしかくれない子供に
あんなに懐いてくれて😢
あの子達の影響は、子供の私には
大きかったと思う
心を育ててくれた存在だったな
また会いたいな