シジミくんの先輩犬のこと 語らせてください。。。。
茶々の画像は なぜかすごく大きく表示されてしまうので
小さいまま読んでもらえると助かります~~~
雑種の 茶々子おねーさんは 四年前の 今日12歳で
辛い闘病を終え 虹の橋へ旅立って行ったんだよね
茶々は段ボールに入れられ公園に捨てられてた子犬だった
猫派のおかーさんは 飼うのを大反対したけど
こうやっておとーさんが連れてきてしまったらもう 反対もできず
茶々は我が家の家族になったの。。。。
だけどね 初めて飼うワンコ
躾けの本をたくさん読んだな。。。。
まず オシッコが覚えられずに 可愛い子犬時代 いつもイライラしちゃって
にーちゃんもまだ三歳。。。。。
三人の子育てと実家暮らしで 茶々には後悔ばかり・・・・
くいじのはった子だったよね
パンが大好きで(笑)落ち着きがなくて
でも諦めの早い 今思うと ほんとにいい子だったよね。。。
病気もせず 適当な散歩でも 喜んでいつも ぐるぐる回っていた。。。。。
茶々に気をかけてあげられずに 実家暮らしでいろんなことがあって
そのうち子供たちも思春期へ
おかーさんはもう 爆発寸前で
おとーさんにお願いして 山の不便なところに 一軒家を購入
それからやっと 美しい風景に誘われるようになってお散歩をしたり
心に余裕ができて 毎日笑顔でいられるようになった。。。。
それから半年
美しいけどものすごい量の雪の中を 楽しくお散歩してた茶々に異変
病院で手術を受けたけど・・・・・
どんどん 腹水がたまっていって
十キロの体重が
19キロまで増えた・・・・・・・。
毎日毎日 病院へ通っては 注射をして
重い茶々を抱えて 病院への階段を上り下りする毎日
お散歩ですませていた おトイレも出なくなって
オムツで垂れ流すようになっちゃった・・・・・。
先生を信じて治療に通う日々
そんな中で どんどん 茶々が凶暴になって行くんだ
いつも同じ方向をしたにするから 床ずれもできてきて
それを防ぐのにいろんな手をつかったんだけど
煩わしいのもあったんだと思うけど
今思えばね 痛かったんだよね 辛かったんだよね
その時は 飼い主は 先生の診断の通り 腎臓が悪いんだって思ってたの
茶々のためにしてることなのに どんどん嫌われていくのが辛くて・・・・・
心が折れそうになった。。。。。
何度泣いたかわかんないな・・・・・
自信がなくなって 茶々が怖いと思う時もあった
夜中吠える茶々が気になって眠れなくなったり・・・・
でも その嵐がすむと
茶々はいつもの可愛い茶々に戻るを繰り返す
そのうち毛が抜け始めて
床ずれの傷もひどくなってきて・・・・・・
そんな時 違う病院に 一人で行って 写真を見せて相談したら
「もう長くないですよ・・・・・多分痛みで辛いはずだから
少しでも楽になるような 痛み止め処方するから 連れて来てください」って
症状から行って ガンの末期ですって言われた・・・・
ガン?
毎日通っていた病院の先生はいつも同じ注射一本
どうして早く違う病院へ連れていかなかったのかなって後悔した。
「来週の月曜日に病院行こうね
ちょっと楽になるって・・・・・」
その日も仕事で帰ってくると ハウスの中をぐっちゃぐちゃにして
最高に暴れていた茶々・・・・・・・
こんな毎日がずっと続いていた・・・・・
「お風呂入ろうか・・・・・」
もうくさいオシッコまみれになった茶々を お風呂に入れる決心をした。。。。
あのお風呂が今も忘れられない
横たえた茶々はもう 首すらあげられず おかーさんに体を預けていた
「辛かったんだね ごめんね・・・・・
綺麗にしてあげるからね・・・・・・」
いつもならシャワーでも 大騒ぎな茶々がもう無抵抗で目を閉じる。
その時パンパンだった腹水が 流れ出して・・・・・・
茶々のおなかは小さくなった。。。。
もう・・・・お別れが近いことはわかっていたから・・・・・・
イヤなことさせずに オムツも外して リビングに寝かせた。。。。
横たわる茶々の横で三人の大きくなった子供たちが 前転を繰り広げ
ゲラゲラ笑ってる・・・・・・
あのとき 小学生だった 長女と次女も社会人に 赤ちゃんみたいだった息子も高校生に
茶々もおかーさんも 年とったんだね・・・・
その時の茶々の顔忘れられない・・・・・・
穏やかに 三人の大騒ぎな様子を見ていたんだよね。
その夜 早朝から仕事のおかーさんに変わって お仕事が休みの次女が
つきっきりで茶々についていてくれた。
起き上がりバタンと倒れる繰り返し
痛みと闘ってる・・・・・・・・
でもその闘いは多分もう少しで終わる・・・・・覚悟をしてた朝
抱きかかえて おとーさんと朝焼けの外へ連れ出す
もう茶々は体がピンと硬直していて
「何か変だ」と思った。
「帰ってくるまで 待っててね」
その時 茶々が体をおこしたから ビックリした。。。
でもすぐ倒れてしまって 次女にお願いして
後ろ髪引かれる思いで仕事へ出かけたけど
仕事中 ふと 茶々の匂いを感じた。
8時15分・・・・・・
それから少しして 次女が泣きじゃくって電話をしてきた。
「死んじゃったよ~~~」
学校へ出かける息子が 挨拶をすると 一瞬体をおこしたらしい。
その姿を見送って 次女にもしっかりと挨拶をして・・・・・・
茶々の闘いは終わった・・・・・・。
まだ温かい茶々の体に洋服を着せて
首輪とリード 病気が治るようにと用意していたお守り
大好きなオヤツと家族の写真を胸に抱かせて
先に旅立って行った・・・・・・・・・。
後悔ばかりで 悔やんで泣いて お風呂に入るたび
横たわっていたところを撫ぜて・・・・ゴメンねって謝って・・・・・・
ペットロスってこれなんだって知った。
愛してあげられたのはここに越して来て・・・・・
手をたくさんかけてあげられたのは介護してる時で
なぜもっとたくさん 愛してあげなかったんだろうって・・・・・・
もう犬を飼う資格はないって思ってた。
涙を猫たちが癒してくれるけど
やっぱり変わりにはならない・・・・・
茶色い犬を見るたび 泣けてきて
でもそんな時に ブログでつながっていた人たちに
たくさん助けてもらった・・・・・・。
少しづつ時間が癒してくれていた時に 誰にも飼ってもらえない
個性的なシジミくんと 運命の出会いをする・・・・・・・。
ずっと悩んで その場所へ行くのをやめたこともあったけど
しばらくしておそるおそる行っても ブサイクなその子は 控え目に
可愛らしいワンコたちにいじめられるように 過ごしてた・・・・・・。
シジミくんを手にした時 茶々の分まで可愛がろうと思った。
ソファーの上にあがってもいいし 布団で一緒に寝てもいいし
自分が一番でもいいし
茶々の時頭でっかちに躾けに 奮闘して
やってあげられなかったことたくさんしてあげようって誓ったから・・・・・(笑)
こうやって振り返るとやっぱり 涙が出てくるけど
ごめんねって言うけど・・・・・・
でも最期まで自分の手をかけて茶々と一緒にいたことは
一番の救い・・・・・・。
今 そんな状態で過ごしてる飼い主さんがいたら
きっと今この時が 救ってくれるからって言いたい・・・・・。
最後まで飼い主と一緒にいられた茶々はきっと
幸せだったって 自己満足でもそう思える・・・・・・。
タイムスリップにつきあわせてしまって ごめんなさい・・・・・
めっちゃ長くなっちゃった~~~
おかーさんの 5月9日は ずっとずっと・・・・この想いと共に過ごしていくんだろうな。。。。
茶々
女帝さんには会えたかな?
サスケも行ったでしょ?
少しづつ知ってる顔も増えてくるよ 悲しいけどね・・・・・・
そのうち おかーさんも行くと思うから その時は
リーダーになってみんな引き連れて迎えに来てね。。。。。
大切なものとの別れの辛さ・・・・・
まだまだあと何回あるんだろ・・・・・・
でも後悔しないように・・・・それを教えてくれた茶々 ありがとね・・・・・。