Kurara ハート展 2021 開催のお知らせ

心に優しい風を贈る Kurara ハート展2021

2020年12月19日(月)~ 2021年1月17日(日)
午前9時〜午後8時(最終日16時まで)（休館日12/29〜1/3）



今年も開催します
シンガーソングライター Kurara の小さな詩とクレヨン画
小さな詩には、大きな心が詰まっています
やさしいクレヨン画は、大きな心に映った風景です
今年も、みなさんの心にクララの心の贈り物が届きますように☆
平和を願い、描かれた詩と絵
優しく、すがやかで天衣無縫な世界をお楽しみ下さい



サンパール荒川2F ARAKAWA1-1-1ギャラリー
〒116-0002
東京都荒川区荒川1-1-1 電話 03-3802-7111(ACC)
都電荒川線「荒川区役所前」徒歩2分
東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」徒歩12分

主催 ハートオブクリアー
電話 050ー3708ー8010
携帯 080ー6708ー8010 (伊藤)
メール kurara_sky@icloud.com

Kurara ハート展 2020 開催

心に優しい風を贈る Kurara ハート展2020
2020年1月6日(月)~ 2020年1月17日(金)

サンパール荒川2F ARAKAWA1-1-1 ギャラリー
午前9時~午後10時(初日午後1時から最終日午後5時まで)入場無料


シンガーソングライター、Kurara の小さな詩とクレヨン画
平和を願い、詩と絵を描いています
やさしく、すがやかで天衣無縫な世界をお楽しみ下さい

サンパール荒川2F ARAKAWA1-1-1ギャラリー
〒116-0002
東京都荒川区荒川1-1-1 電話 03-3802-7111(ACC)
都電荒川線「荒川区役所前」徒歩2分
東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」徒歩12分
主催 ハートオブクリアー 電話 050ー3708ー8010
メール kurara_sky@icloud.com

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おじいちゃんとリヤカー

おじいちゃんがお花屋さんを開いていた
小さな店構えではあったけれど
昭和の下町にしては、結構な種類のお花を売っていた

学校の帰り道に、そのお店を覗く・・・
「今日は手伝ってくれ！」
とおじいちゃんの声が飛んでくる
わたしは、喜んで「うん！！」

おじいちゃんがリヤカーを引き
人通りの多い公園前に出張花屋を開きに行く

小学生のわたしには、ワクワクのお花売りだ
お釣りを間違えてしまったら・・と少し怖かったけど
お花売りは、楽しい楽しい時間だった

おじいちゃんが、売り場を離れることがあった
もちろん、あまり、お客さんが来ない時間に
おじいちゃんが「ちょっと行ってくるから留守番な！」
と言って離れるのだが・・・
その時は、一人で、ドキドキで、お客さんを迎えた

わたしの内心は、マッチ売りの少女気分だった
その時のわたしは、お金に困っているわけでもない素性だったけど
女の子が一人、売り子をすることにスリルのようなものを
味わって、おじいちゃんの花売りを手伝っていた

おじいちゃんが手を挙げて「おー！よくやったな！」
と声をかけながら、歩いてくるのが目に入ると
なんとも言えない安堵感で、わたしは、マッチ売りの少女のように
”一人じゃなくてよかった”と胸に手を当てて笑顔で喜んだ

お花が結構売れて、おじいちゃんがあたりを見回して
おじいちゃんの勘が働くのか・・・
「今日は、乗って行くか！！」と声をかけてくれる日がある
そう！おじいちゃんのリヤカーに乗って帰れるのだ！！

小さな女の子のわたしにとって、おじいちゃんの引くリヤカーに乗れることが
なんとも、至福の時だった
きっと、アルプスの少女ハイジの気分だったのだと思う

おじいちゃん、たくさんの夢をありがとう！！

Kurara ハート展 開催中

心に優しい風を贈る Kurara ハート展

2018年12月16日(日)~ 2019年1月8日(火)
(休館日12月29日(土)~1月3日(木))

サンパール荒川2F ARAKAWA1-1-1 ギャラリー
午前9時~午後10時(初日午後1時から最終日午後4時まで)入場無料


シンガーソングライター、クララのクレヨン画
詩(うた)にちなんだ絵、平和を願った絵を描いています
やさしく、すがやかで天衣無縫な絵をお楽しみ下さい
Kurara (クララ)の紹介 1965年荒川区にて生まれ、荒川区の『もみの木幼稚園』に通い
”クララ”というクラスいたところから『クララ』と名付けました
もみの木幼稚園では、たくさんのことを学びました
32歳でギターに巡り会い、詩に曲を付けられることを知り
たくさんの人に優しい心と笑顔を贈りたいと詩を作り歌い始めました
(初チャリティーコンサート1999年8月29日)
歌と同時に、曲に添えるようにクレヨン画を描き始めました
活動し始めて3年、病でステージに立つことができなくなり
絵を描くことも困難な状態になりました
普通の日常生活には、ほど遠い生活が続き現在に至りますが
絵を届けることから再スタートさせようと
展覧会をする運びとなりました どうぞお気軽にお立ち寄り下さい



サンパール荒川2F ARAKAWA1-1-1ギャラリー
〒116-0002
東京都荒川区荒川1-1-1 電話 03-3802-7111(ACC)
都電荒川線「荒川区役所前」徒歩2分
東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」徒歩12分


主催 ハートオブクリアー
電話 050ー3708ー8010
メール kurara_sky@icloud.com

真夏の午後

下を向いて歩いていた
上を向けない心で歩いていた

「お姉さん、ちょっとタオルをかけてくれないかい！？」

気づくと目の前に歩行用の手押し車を引いた
高齢の方が一歩一歩力なく歩いていた

「私みたいな歳になると暑さに耐えられないよ
　このタオルを頭にかぶせてくれないかい
　帽子を忘れてしまってね・・」

手押し車を押してやっと歩いている
日傘もさせず一生懸命歩いている

タオルをかけてあげると
「あー少し涼しくなったよ、お姉さん、ありがとね！」
と私に向かってにっこり微笑んだ

タオルは気遣いで
本当は下を向いて歩いている私に
「危ないよ！」と言いたかったのかもしれない

私は心の中で
「ありがとう！ありがとう！」とつぶやいた

ポピーの花束

小さな花たちが３本づつ
可愛く花束になって売っていた
100円と札が立っていた

ひと月1,500円のお小遣いの中から
初めて自分で買った花束は
オレンジ色のポピーだった

小学４年生の私は
大人になった気分で花を選び
「これをください！」
と花屋さんに声をかけた

オレンジ色のポピーの花束が私の手の中に
急ぎ足で家路に向かい
机の上の小さな細長い花瓶に
キラキラしたオレンジ色のポピーを挿した
胸いっぱいにしあわせが広がった