野生の丹頂鶴を初めて見たのは、20年くらい前のことです。
冬のある日、偶然立ち寄った丹頂鶴の写真展で感動し
翌月には休暇をもらって北海道釧路市に一人で向かっていました。
向かった場所は、冬場になると野生の鶴に餌付けをしている 鶴居村の鶴見台。
目的地までは、釧路駅からバスで約1時間半
窓の外はひたすら、真っ白な雪景色。 バスを降りると誰もいない...
「アレッ間違えたかな 」と思い始めて数十分経ったころ、上空から鳥の鳴き声が。
ゆったりと羽を動かしながら、空を旋回し、数羽の丹頂鶴が静かに着地 。
その鶴たちが、空に向かって大きな声で鳴き始めると 絶え間なく、次々と鶴がやってきます
「うわっ、うわっ」と動揺していると 目の前で求愛ダンスなるものまで始まり...
もちろん私の涙腺は壊れ どのくらいの時間が経っていたのか、
氷点下の気温の中だったにもかかわらず、寒かった記憶すらありません。
丹頂鶴の保護をしている方々は「冬こそ、丹頂鶴の生きる力を感じる。」と話しています。
突然、目の当たりにした美しく力強い姿 その生命力は
今も私の気持ちをドキドキさせ、勇気をくれます
更なる鶴とのエピソードは続きます。どうぞ、お付き合いください
僕は窓から見る、ヒヨドリにドキドキする...
テコちゃん私にもドキドキして
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