黙せる詩人 彼の実体を誰をも見抜けず、又それを意に介さず然して逝った。 末期癌の激痛の中、死を目前にした三日間は両眼をかっと見開いていたという。 彼は寡黙であった。或い
今日は阿部勉氏の命日である。23年経た。故阿部勉氏は私が企画プロデュースした日本青年館大ホールでのイヴェント「三上寛、友川かずきコンサート」に後で加わった。...