#俳句・川柳 新着一覧
念坊ひとり旅
一行詩一茶忌や絵本に雀蠅もゐて新マンション北窓塞ぐ手間はなし 川 柳旺盛の師の芸とみに枯れにけり
念坊ひとり旅
一行詩冬の日や書店出づれば早や宵か月末の気象予報に雪ダルマ 川 柳吾が老いに...
念坊ひとり旅
一行詩冬入りて佇つ鬼灯の抱く実一つ不意の風銀杏黄葉をさらひけり 川 柳実技兼...
念坊ひとり旅
一行詩富士山の初雪遅速めづらしや政権の先行き見えぬ九冬な 川 柳人類にひと時...
念坊ひとり旅
一行詩君知るや十一月の宗谷岬石段を足をそろえて七五三 川 柳不義密通貧乏人は...
念坊ひとり旅
一行詩冬めくも寸暇惜しむや熱き愛みずみずし大根もてば母思ふ 川 柳欲望に前途...
念坊ひとり旅
一行詩欲望に目先眩むや狐罠神の子にあらずも心雪のごとし 川 柳政局は緊迫偽造...
念坊ひとり旅
一行詩墓入らぬ野垂れ死を枯葉が覆ふ戒名は本名でよし独り炉ぞ 川 柳指名なくば...
念坊ひとり旅
一行詩耳終わる眼寸前心胆分く晩生の思い束の間余生果てん 川 柳白雪は無謀タイ...
念坊ひとり旅
一行詩 時期到来北国は燃ゆ銀世界 降る雪や幼き頃は犬と駆け 川 柳 トランプと...
念坊ひとり旅
一行詩冬に入る君の命日ことし復止むを得ず果てるも良しと冬の今朝 川 柳余命と...