きわめて島田荘司らしい作品。最初に圧倒的な不可思議な状況を提示し、後段で(強引ではあっても)その謎を解き明かしていく……多くのミステリがそうなってるじゃないかと思われる
徒然に耐え兼ね、とはいささか漢語的ですね。無聊に苦しみ、と言うのが普通かもしれない。...