古木の桜の所々咲きたるを見てわきて見ん老木は花もあはれなり いまいくたびか春にあふべき 山家集・上 春 西行
鈴蘭の花貰はれたさうに咲く 祇園守鈴蘭に託す一言一句かな 一句好日鈴蘭が...
新正書懐 大沼枕山無事逢春懶更加 無事 春に逢うて 懶 更に加わる枕頭香迸小...
山風は吹けど吹かねどしら波の寄する岩根は久しかりけり 新古今和歌集・巻第七 賀...
住江に生ひ添ふ松の枝ごとに 君が千年の数ぞこもれる 新古今和歌集・巻第七 賀歌...