#大和未生流 新着一覧
謹賀新年│令和七年乙巳
新正書懐 大沼枕山無事逢春懶更加 無事 春に逢うて 懶 更に加わる枕頭香迸小梅花 枕頭 香は迸(ほと)ばしる 小梅花一年又是甘人後 一年 又是れ人後に甘んぜん晏起追暄汲井華
令和六年甲辰歳末
石上布留野の小笹霜を経て ひと夜ばかりに残る年かな 新古今和歌集・巻第六 冬 ...
待春・其二│頂いたお花を生ける
山風は吹けど吹かねどしら波の寄する岩根は久しかりけり 新古今和歌集・巻第七 賀...
待春│頂いたお花を生ける
住江に生ひ添ふ松の枝ごとに 君が千年の数ぞこもれる 新古今和歌集・巻第七 賀歌...
或る日の待合室│花信
はや立冬過ぎるも暫し晩秋を惜しんで一年にふたたび行かぬ 秋山を心に飽かず過ぐしつるかも...
藤袴にほふ│花信
ふぢばかまをよめる主しらぬ香こそにほへれ 秋の野に誰ぬぎかけし藤袴ぞも 古今和...
群馬県六合村の秋草│花信
ホトトギス(杜鵑草)、フジバカマ(藤袴、紫紅と白)、ハゴロモフジバカマ(羽衣藤袴)、シ...
男と女のこと│「源氏物語」と「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」
古今、セーフティーネットがなければ、堕ち行く先は奈落の底である。駿馬の骨やら卒都婆小町...
十六夜の月│頂いたお花を生ける
もろともに大内山は出でつれど入る方見せぬいさよひの月 源氏物語・末摘花 頭中将
今宵は中秋の名月│頂いたお花を生ける
百首歌奉りし時、月歌いつまでか涙曇らで月は見し秋待ちえても秋ぞ恋しき 新古今和...
鳥兜の花咲く・其二│花信
天平の夢胸の裡吹き抜けてゆく風のありひたすら会いたし野の仏たち 硝子の馬 ...