大野地区の海岸線の多くは護岸工事が行われており自然海岸はところどころのわずかしか残されていない。昨日紹介したフマキラー広島工場の西側に自然岩礁の蛭ケ崎鼻が残され
昨日紹介した嘉永新開の潮廻しに新開から流れ出す水路に設けた樋門跡があった。現在はコンクリート補修されているが丸く仕上げられた水路両側の石積みの上部に穴の開いた樋
串戸沖に江戸期の嘉永年間に築調された新開で串戸沖新開とも呼ばれていたようである。潮廻しは樋門によって満潮時の海水をせき止め、低地の排水を一時