<まもなく当シャトルは大気圏内に突入いたします。>アナウンスと共に、瞬く星空を映していたアクリルの窓に耐熱シャッターが下ろされた。「ラクス、ここまで来て言うのもなんだけどさ、本当にいいの...
ぼんやりと曇りがちな金眼に映るのは、ティーサーバーの中でゆっくりと踊る茶葉。その色が琥...