前回「#8-1」では、第6,7節でのガロアの主張である”素次数の既約方程式がべき根で解ける為の必十条件は、全ての根がその中の2つの根により有理的に表される”事を紹介しました。
ガロアの第一論文の中で最も重要なのは、「#7-1」と「#7-2」で述べた第5節にあり、第6、7、8節の内...