LGBTQは、普段の生活だけでなく、職場において様々な「労働問題」に直面しています。
履歴書や採用面接で半強制的にカミングアウトせざるを得なくなったり、働き始めてからアウティング被害にあったり、差別的な言動を受けたりなどの深刻な問題が多発しています。
そのような状況に対して、POSSEではLGBTQ向けの労働相談を受け付け、改善に向けて一緒に戦っています。
また、社会キャンペーンを行うことで、広く問題を社会的に発信し、政策や制度の改善にも取り組んでいます。
そのような活動は、主に学生や若手社会人を中心としたボランティアスタッフで取り組んでいます。
現在、ボランティアメンバーの募集を行っていますので、ぜひ、LGBTQの労働問題改善の取り組みをしたいという方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
一緒に、LGBTQの労働問題・差別を改善していきましょう。
volunteer@npoposse.jp
活動の詳細は以下になります。
◆ボランティアの活動内容
ボランティアは大きく分けて、以下の3つの活動をしています。
1、労働相談ボランティア
LGBTQ特有の労働問題含め、広く労働法や相談機関の活用法等について学習をし、電話・メールにて労働相談を受けています。
また、連携している労働組合の団体交渉(会社との話し合い)や宣伝行動へ参加もし、具体的な解決への支援も行っています。
(電話相談の様子)
(2020年9月に行ったアウティングへの抗議デモの様子)
2、社会キャンペーンボランティア
履歴書の性別記入欄の削除など、LGBTQが抱える労働問題について、広く社会キャンペーンとして改善の取り組みをしています。
ボランティアスタッフで、企画を出し合いながら議論し、役割を決めて遂行しています。
(履歴書の性別欄廃止キャンペーンの記者会見の様子)
3、学習・研究活動
LGBTQが抱える労働問題や差別の実態、その背景を把握するための勉強会も実施しています。若手研究者や弁護士も参加する研究会も行っています。
◆参加者や活動頻度など
月1〜2回のミーティングを行っています。ミーティングでは、キャンペーンの企画などを検討したり、問題を知ったり対処するための学習会を行っています。
また、参加する際には、LGBTQに関する研修を実施し参加してもらっています。
◆メディア報道
これまで多くのテレビ、新聞等のメディアで活動が取り上げられてきました。
ぜひ、ご覧ください。一緒に社会を変えていきましょう。
2020-07-18 東京新聞「「性別欄」を履歴書規格から削除 1万筆の署名で業界が動いた」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/43395?fbclid=IwAR2CDfhCaWkiukKDA4cUWlNqaDcmpPqTIPTFBsv8539rJmf5VgGYe_GRywk
2020-07-17 ANNnews「「履歴書の性別欄の削除を」NPOなどが要請」
https://www.youtube.com/watch?v=tgHEcDaK8XY&fbclid=IwAR1KJ4zPKJgAT1yUlKoFNoc4uPVoc0qWvoL8PX95-nVvmCUKrOpiHvLWkbI
2020-06-30 NHK「「履歴書の性別欄廃止を」経産省に1万人分の署名提出」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200630/k10012489501000.html?fbclid=IwAR1Xwb13_qjds2optUTcpzdBxM8UfMAJ4bd_q5x0lZgRFa6AO3D0Cb0Ov-U
2020-06-12「上司がアウティング」同性パートナー持つ男性が会見
https://www.asahi.com/amp/articles/ASN6D6760N6DULFA016.html?fbclid=IwAR3GoHoC-2rbavj4EujB4r9m011v0nNKv52Wb7s9leTIM8oPz-Vf9ddhr3k