大阪府堺市のミニベロとスポーツバイクショップ 「自転車処 ぽたりんぐぅ」 です。
ミニベロを中心としたカスタム・改造ならお任せください！！
自転車に乗り始めて、しばらくたってくると気になってくるのが自分の乗車姿勢。
いわゆるポジションです。
一般に段々スポーツバイクに慣れてきて、長距離ライドが多くなってくると
サドルは上がり、ハンドル（グリップ、手のひらの握りの位置）は低く、遠くなってゆきます。
ちょっと変わった（ファニーな）バイクですが変遷をどうぞ！！
最初に訪れられたときは、ファニーバイク（トラック競技用に前輪を小さくし前傾姿勢に特化したバイク）を
街乗りようにレストアして欲しいとの御依頼を頂きました。
最初は乗車姿勢も立ち気味に、ハンドルも近くなるよう。そして色んな所を握って乗れるようにムスターシュバーを採用。
しばらくたつと 自転車にも乗りなれてきて（昔乗ってらっしゃった勘が戻り始め）ポジションとハンドル形状の変更を御依頼いただきました。
ムスターシュバーからブルホンバーにハンドルを変更し、グリップ位置を少し前にさせていただきました。
シフターはステム部分につけるタイプを採用です。
そして、段々坂道なども走られるようになり、走行距離も伸びてくると。
ステムを縮め、ブルホーンハンドルも肩下がりのモデルを採用するようになりました。
こうすることで、最初のムスターシュバーに比べるとグリップ位置は低く、遠く、なっていることがわかります。
操作性もバーエンドコントローラーで、グリップから手を外す時間を極力減らすことを考慮してます。
リアが7段なのでデュアルレバーのSTIが残念ながらありません。ブルホンにターニーはつけられません。
どの形がいいということはないのですが、そのときの乗り方、遊び方によって
ハンドル、サドルのポジションは変化してゆく物なのですね。
当然、ドロップハンドルと言う選択肢もありますし、走り方によってはトライバーのようなハンドルがいいのかもしれません。
乗られる方一人ひとりの遊び方と、その時点での体力、筋力、柔軟性、などで変わってしまうのがポジショニングの難しさであり、
自転車の面白さ、奥深さであるんでしょうね。
あまり本気（ロードレース的、競技的）過ぎない自転車こそ一度ポジションの見直しをされてもいいかと思います！
御相談お待ちしております！！！
