RYOKO-ポジティブソロ活ブログ

私➕3人の野球息子たちと自由をテーマに生きてます
ゆるくのんびり生きる道

離婚した意味を残したい話

2025-02-18 16:42:13 | ひとり親

離婚した意味を残したい話

離婚と現実vol.1
財産の話

私は離婚経験者
離婚した私について振り返る
離婚を選んだ事、経験した事へ後悔はない
離婚後に見えてきた人としての生き方を見直したい

今は以前に比べ離婚する夫婦が減っている
夫婦がお互いに働き続け、経済面、精神的にも
将来への安心感がある
好きや嫌いでは生活できなくて
夫婦を続ける生きる道を進んでいる

人が人を支え合い生きていく時代になっている
夫婦の支え合いは私も大事だと思っていた
男性は仕事優位で
女性は家事も育児も仕事もこなす時代から
男性の育児参加の時代へ変化している事が
離婚が減少する要因の一つではないかと思っている
夫婦が家族に対する責任能力を持ち
離婚家庭が少しでも減ることを
嬉しいと感じている

私の離婚裁判最終日
養育費は養育費算定表に基づく決定となる
父親の年収と母親の年収で計算される
一定の期間までの養育費の支払いが決定される
元夫は養育費の支払いに応じるために
子供たちを所得税の扶養家族を条件にした
年末調整時の扶養控除を得るためだろう
親権とは別に子供たちを扶養家族にするには父母のどちらかになる
実際に私と子供たちが生活しているが
養育費の支払いのための扶養家族になる子供たち
私は文面上だがなんとも言えない複雑な気持ちだった
情がうつるために子供たちには会わないと言っていた元夫だが
人の本心は結局わからないままだった
実際元夫は息子たちと離れて生活してからは一度も会っていない
息子たちは大きくなった

私は離婚して元配偶者になった
子供たちは元夫の子供のままなので
実子として扱われる

将来的に財産相続が必要になった時は子供たちへ
連絡が届くようになると言われている
離婚した当時は子供たちへ財産相続の説明するには
難しいと感じていたため
相続について説明をする時期を待っていた

子供たちが成人になり相続について話をした
私は元夫の元配偶者で財産相続の権利はないこと
子供たちは両親離婚していても法律上は親子関係であるため
相続権があり、法定相続人第一位になること
財産相続トラブルはよく聞く話だが
今、子供たちの父親が独身なのか再婚しているのかも
わからないが相続の話し合いになった時には
会わなかった期間が長くても参加する権利がある事を話した
両親の行き違いで離婚家庭の子供にしてしまったが
人としての権利を人生の勉強として知っておいてほしいと思っている

別居、離婚から学んだ事、気づいた事
いろんな生き方あっていい
自分で自分を育てる時間は続く
人生を自分で選択する、作っていく
自分を大切にしようと思う




答辞を読む話

2025-02-17 22:14:55 | ひとり親

答辞を読む話

 

二月も後半になり、ふと思い出す事がある

息子たちが通う幼稚園

先生方と保護者で作る幼稚園方針が好きだった

我が子を預ける場というよりも

親として子供たちに寄り添う場だった

子供たちに寄り添いながら親の子育ての教育の場でもあった

子育てに不慣れで迷いながらの私にはとても適した場所だった

PTA活動に参加するようになり、

幼稚園生活に関わる事が自分の居場所のように感じていたある日

PTA会長をさせていただくことになった

当時はお父さんがPTA会長をする流れだった

女性PTA会長がまだ珍しく響く頃だった

行事はたくさんあった

入園式、PTA総会、PTA研修会、運動会、音楽会、クリスマス会、

演劇会、卒園式

今でも一番印象に残っているのは

卒園式で答辞を読ませていただいたこと

 

今までの私とは全く無縁の皆様の前でのご挨拶

息子の卒園だが答辞の依頼を受けた時から

どうしようと正直迷っていた

お世話になったお礼を込めた言葉を考えても

その場で読むことができるだろうかととても不安だった

卒園式といえば涙がつきもので

長男の時も次男の時も卒園式は号泣した思い出が頭に浮かぶ

三男の時には私も一緒に幼稚園を卒園していくのだと

思うだけで寂しかった

毎日幼稚園へ通い、PTA仕事をし、

いろんなお母さんたちと友達になり

言えば女性の活躍の場だった

お母さんたちの得意を引き出す場だった

 

ピアノが弾ける人、楽器ができる人、裁縫が上手い人、

本の読み聞かせが上手い人、お花を植えるのが得意な人、

パソコンが得意な人、英語が話せる人、、

体を動かすのが得意な人、お菓子作りの得意な人、、

お母さんの力をたくさん見せていただいた

その事を答辞の言葉にする事を考えた

一保護者として幼稚園での出会いに感謝し、

子供たちの成長を近くで見守れた事、

一緒に歌い、お誕生日をみんなに祝ってもらう喜び、

友達を作っていく喜び、

毎日、泣いたり笑ったりしていた成長の時間の感謝を書いた

 

幼少期は成長過程でとても大事だと思っていた私は

親として子供たちと一緒に巣立つ日になり

心からお礼と感謝を読ませていただいた

答辞の時間は泣く事もなくしっかり読めた

読ませていただく嬉しい気持ちが自分を推しているのがわかった

今でも忘れられない貴重な経験だった

一人で子育てしていかなければいけないと思い込みすぎていた自分を

周りの人たちのおかげで少しずつ変えていく経験ができた

 

ひとり親として歩き始めた自分を変えてくれる答辞だった

暖かい陽の光が降り注ぎ、桜の蕾も膨らみ始め、

春の訪れを感じる今日、、、

パソコンに下書きが残っている

私の思い出を大事にとっておこう

 

 


帰る場所の話

2025-02-17 17:13:27 | ひとり親

 

帰る場所の話

 

2024年末家族が揃う

息子たちはまた一つ大きくなって帰ってきた

帰る場所がある

 

最近のニュースで

若者の実家へ帰りたくない人が増えている

自分の時間を使いたいという理由らしい

交通費もかかるし、実家へ帰るよりも友達と

遊ぶ時間に費やしたい

年末年始の休日を自分に使いたい気持ちもわかる

実家へ帰って家族で新年を迎える事ももうわずかかなと感じたりする

おかげさまで年末年始をゆっくり家族で過ごすことができた

かつては苦い思いもあったけど今は息子たちを迎える母として

帰る場所を作って待っている自分を楽しく感じている

 

たくさんの荷物を持って帰ってくる

小さな玄関先には大きな靴が何足もある

カバンを広げると足の踏み場もないぐらいになる

それを見て帰る場所があるって良いなとしみじみ思う

帰る場所を作ることに一生懸命だった

私と息子たちの帰る場所を大事にしてきた

 

川の字になって寝ていた頃を思い出す

反抗期で顔も合わしたくない時もあっただろう

口を開けばケンカになっていた頃もあった

ケンカ後の苦笑いもあった

けれど川の字で寝るしかなかった場所

これが私たちの帰る場所

 

帰る場所が将来的には変わっていくかもしれない

あと何年この帰る場所で楽しめるのだろうか

一年ごとに考えていること、感じていることも変わってくる

家族でも足並み揃えることが大事なんだよと

教えてくれた友人の言葉を思い出した

今までは私がしっかりと土台作りをしなければと思っていたが

この度の一緒に過ごす時間の中で感じたことは

息子たちも一緒に土台を作ってくれている気がしている

私が思ってきたこと、考えてきたことが伝わっているのだと感じた

心も体も休みに帰る場所を私は今後も作り続けていきたいと

思う年末年始でした

ひとり親家庭から成長し足並み揃う家族という名のチーム作りをする

私でいたい

 

 


四人五脚の話

2025-02-15 08:47:34 | ひとり親

 

四人五脚の話

 

私は30代でひとり親になりました

三人の息子たちに恵まれ

五人家族で幸せな日々を過ごせると思っていました

夫婦で家庭を作っていく難しさを知りました

大家族の同居を経験、

農作業含めて日々の楽しさ追求する私でしたが

根本わがままな私は自分の甘さに気がつきました

孤独、すれ違い、思いのズレを修正できませんでした

しかし息子たちのおかげで今の私があります

どんな時も私のそばにいてくれたことへ感謝しています

 

サザエさんの終わりの歌の映像が好きでした

自分を重ねた時

五人家族、私が先頭で子供たちが真ん中で

後ろは子供たちの父親が理想でした

ひとり親になり私が先頭で三男を背負い、

長男、次男の順番になる

しっかりと息子たちを繋ぎました

次第に三男が一番後ろになりました

私はこれで真っ直ぐに進んで生きていくと決めました

楽しく、わがままに生きていくと決めると

楽になった自分がいました

 

先頭になった私は常に後ろを確認します

毎日大きくなっていく息子たちは横道にそれようとする時もありました

しかし繋いだ線があったのできちんと元に戻りました

真っ直ぐな平坦な道ばかりではありませんでした

長くて暗いトンネルが続く時もありました

たどってきた道を振り返ると

不思議と楽しいものばかりになっていました

 

最近気づきました

私が先頭で繋いできた線が四人五脚になっている

横に並んで肩組んで一緒に歩幅合わせて歩いているように感じました

これは成長というのかな

縦に並んでいた事が横に並び一緒に歩いている感覚が好きになりました

嬉しく感じました

若い子たちの力を信じ、

私は足がもつれないように結んだ片方の線が緩まないように

足腰をしっかり鍛えておかなければいけないなと真剣に思いました

 

私のやるべきことはまだ先にたくさんある

楽しいことを追求する自分でいたいとやっぱり思う

四人五脚で進んでいることに感謝する日々

 


お墓参りとお仏壇の話

2025-02-12 17:27:12 | ステキな生き方

 

お墓参りとお仏壇の話

 

私の実家にはお墓がありません

父が生前とても元気だった頃

うちは娘ばかりだからお墓は持たない事にする

永代供養にすると言いました

自分の骨は海に撒いてくれとよく言っていた

私はそうなんだと特に深く考えていなかった

 

先日母の実家のお墓参りへ行った

いつも叔父がお墓の事はしてくれている

綺麗な花が花立に入っていた

お参りを済ませると

母は後何回ここに来れるかなと言う

母も色々思う事があるんだなと感じた

高台にあるこちらの墓地は

坂道を登り急な階段があるが眺めが良い

墓石の数も多い

しかし手付かずの墓石も目立つようになってきた

墓石は傾き、花は枯れて、墓石の周りに草が生えている

手入れの時間が取れないのだろうか

それとも墓地へ来る家族がいなくなってしまったのだろうか

高台の後ろには小高い山があるために動物も出てくるようになり

花を食べたり、お供え物を食べる被害が出ていると言う

 

それぞれのお家が墓石を簡素化されていた

あまり手を加えなくても良いように工夫されていた

花立もお線香を置く場も減っていた

遠く離れて住んでいると度々見に来れない事情もある

墓地事情を目の当たりにした

幸い母の実家の墓地は叔父が近くで見てくれている

私たちも気兼ねなくお墓参りができている

 

父はお墓は作らないがお仏壇は自分で気に入るものを購入した

父の想いのこもった木目のお仏壇

実家へ帰った時には花の入ったお仏壇に手を合わせ

お線香をあげると気持ちが落ち着く

そして背中を押してもらう気持ちになる

 

父が亡くなり30年近くになろうとする今

永代供養を選んだ意味がとてもよくわかる

お寺に遺骨を預けいつまでも見守り続けていただく

そして私たちは時折お寺へお参りさせていただく

生前の父の気持ちに感謝している