RYOKO-ポジティブソロ活ブログ

私➕3人の野球息子たちと自由をテーマに生きてます
ゆるくのんびり生きる道

お墓参りとお仏壇の話

2025-02-12 17:27:12 | ステキな生き方

 

お墓参りとお仏壇の話

 

私の実家にはお墓がありません

父が生前とても元気だった頃

うちは娘ばかりだからお墓は持たない事にする

永代供養にすると言いました

自分の骨は海に撒いてくれとよく言っていた

私はそうなんだと特に深く考えていなかった

 

先日母の実家のお墓参りへ行った

いつも叔父がお墓の事はしてくれている

綺麗な花が花立に入っていた

お参りを済ませると

母は後何回ここに来れるかなと言う

母も色々思う事があるんだなと感じた

高台にあるこちらの墓地は

坂道を登り急な階段があるが眺めが良い

墓石の数も多い

しかし手付かずの墓石も目立つようになってきた

墓石は傾き、花は枯れて、墓石の周りに草が生えている

手入れの時間が取れないのだろうか

それとも墓地へ来る家族がいなくなってしまったのだろうか

高台の後ろには小高い山があるために動物も出てくるようになり

花を食べたり、お供え物を食べる被害が出ていると言う

 

それぞれのお家が墓石を簡素化されていた

あまり手を加えなくても良いように工夫されていた

花立もお線香を置く場も減っていた

遠く離れて住んでいると度々見に来れない事情もある

墓地事情を目の当たりにした

幸い母の実家の墓地は叔父が近くで見てくれている

私たちも気兼ねなくお墓参りができている

 

父はお墓は作らないがお仏壇は自分で気に入るものを購入した

父の想いのこもった木目のお仏壇

実家へ帰った時には花の入ったお仏壇に手を合わせ

お線香をあげると気持ちが落ち着く

そして背中を押してもらう気持ちになる

 

父が亡くなり30年近くになろうとする今

永代供養を選んだ意味がとてもよくわかる

お寺に遺骨を預けいつまでも見守り続けていただく

そして私たちは時折お寺へお参りさせていただく

生前の父の気持ちに感謝している

 

 


心のノートの話

2025-02-09 07:10:30 | ステキな生き方

心のノートの話

 

心のノートを拝見する機会があった

胸が熱くなり、心が詰まる思いだった

病室の窓から外を眺めて書かれた情景が浮かぶ

今思うこと、

これからやりたい事

気になっている事

家族への想い

教える事に携わってきた歴史

感謝することが綴られていた

 

短歌になったもの

俳句になったもの

詩になったもの

走り書きのもの

 

読み進めるうちに涙が止まらなかった

しかし私は最後まで読ませていただいた

生きる事へたくさんの想いが書いてあった

辛く、悲しい気持ちを上手く言葉に変えて表現してあった

明るくなる言葉を使い

面白くなる表現を使い

乗り越えていく日々の想いが詰まっていた

 

家へ戻ってから心のノートを思い出していた

生きる事を最後まで諦めず生き抜く力の姿を文章にする

自分の想いを言葉にする意味の深さを学んだ

力強い言葉の力を知る

 

叔母の心のノートを思い出した

早くに他界したが長く病と生活していた

なぜ自分ばかりが病になるのかと一度も弱音を吐いたことはなかった

病院や自宅療養を繰り返していた日々でも叔母は詩や短歌を書いていた

心の歌を書いていた

その詩集を母に見せてもらった時と同じ思いだった

生きる事への希望

人への想い

家族への想い

心の優しい叔母の人柄が綴ってある詩集だった

 

先に旅立って行った人の想いと一緒に生きていく

先日の星祭りの法話で

人は一つ一つの星になる話を聞いたばかりだったので

重ね合わせた

身や心を改める時間になった

そして冬空を見上げて星を見る

きれいな星空だった

心のノートの内容を思い浮かべた

心の強い人になろうと思う

想いを言葉にできる人になろうと思った

書くことで人に伝わることはあると感じた

私は書くことを続けようと思った