逃げ得・・・

３児死亡事故、被告に懲役７年６カ月　危険運転適用せず(朝日新聞) - goo ニュース

この被告人、飲酒運転でひき逃げした上、飲酒の証拠隠滅を謀り、
弁護人に入れ知恵されるまま（危険運転到死罪に値する）事実をひた隠して、
・・・「懲役７年６ヶ月」。

この裁判で判ったことは、加害者が飲酒運転で事故を犯してしまった後、
すぐさま誠心誠意、救助にあたり、正直に酩酊状態だったことを認めたら、
「懲役２５年」になってしまう・・・ということだ。

私としては、危険運転よりも、ひき逃げの方が２５年にあたる重罪だと思うし、
また、自分に不利益な真実は語らないという加害者の神経が、何より許せない。

しかし、情状酌量の余地の無い、そういう不届き者が、
本来なら三つの罪を合わせて１３年のところ、日本の法律と裁判では、
併合罪に関する規定とやらで７年６ヶ月に大幅減刑される・・・らしい。

この件で「法律は不道徳な加害者を守るためにある」ということを、私は痛く知った。